あんつぁんの風の吹くまま

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好機到来

 大方の予想通り、アメリカ経済がとうとう崩壊しました。サブプライムローンとか資源高騰とかの問題ではなく、もっとも根本的な資本主義経済の信用が揺らいで来てしまったのです。信用で成り立っていた証券がただの紙くずになり、当然のごとく投資銀行や証券会社が潰れ、それに資産の運用を任せていた保険会社が潰れるという、負の連鎖反応が起きています。

 不幸中の幸いと云うか、バブル崩壊先進国の我が国は火の粉を多少浴びるものの、そのような事態はもう経験済みで容易に克服出来る位置にいます。日本に残された問題は身中の虫の駆除なのです。身中の虫は、我が国の産業の成長意欲と好奇心を蝕んでいます。身中の虫、つまり官僚機構が規制強化と云う毒を出し、産業の開発発展を阻害しているのです。

 特に問題なのは、個人的な犯罪や事件を煽り立て、制度を強化し、国民に不便と負担を強いて、統制経済を正当化しようとしています。それが社会資本基盤である、教育、医療、農業に根深く巣くっているのです。具体的には、医療事故による規制強化により、救急患者がたらい回しにされ、偽装建築の犯罪を利用して建築基準法を強化し、許認可業務が複雑化して、建築着工件数が激減する大惨事になりました。金融商品(ローン)取引法の強化により、資金繰りが難しくなって零細企業の倒産が相次ぎました。パチンコ出玉規制により、パチンコも不況業種の仲間入りです。

 今、我が国は世界経済の転換期を利用して官僚機構の排除をする好機なのです。国の補助金を当てにしなくても、規制を撤廃すれば外国資本がどんどん入ってきます。明治維新のように、産業を活性化させるために開国するのです。世界には行き場が無くなったオイルマネー、ファンドマネーがじゃぶじゃぶ溢れているのです。つまりこれは見えない黒船が押し寄せてきているのと同じです。

 今こそ、新時代にふさわしい維新を断行する好機なのです。

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     *クリックすると画像が大きくなって読むことが出来ます。
by antsuan | 2008-09-17 11:44 | 政治・経済 | Comments(2)
Commented by nakanokeiichi at 2008-09-17 18:17
日本はマルクスの理想を実現した唯一の国ですからね。

真の意味での新自由主義革命が達成出来ても悪くは無いでしょう。
Commented by antsuan at 2008-09-17 18:55
・そうなんです。nakanokeiichiさん、このままでは「世界でもっとも後から滅ぶ社会主義国」になりかねないと堺屋太一は警鐘を鳴らしています。多神教の我が国こそが、唯一新自由主義革命を実現させることの出来る国ではないかと考えています。