2008年 05月 25日
華麗なるヨットレース梅雨入り間近の、天気が何時崩れてもおかしくない五月下旬の週末、素晴らしいヨットレースが三崎の城ケ島沖で開催されました。参加者は、「後期船乗り」集団、海洋国家ではオールドソルトと呼ばれ敬意をもって丁重に扱われる面々であります。出場艇は六十フィートから二十六フィートまでの林賢之輔設計の艇とそのポリシーを愛する仲間の艇であります。 波とうねりの強くなって来た城ケ島沖を全艇見事なスタートを切ってレースは始まりました。クルーザーレースとしてはきわめて短く単純なコースです。我が愛艇「しおかぜ」もスタートはトップグループに属していました。しかし、大型艇はスピードが付いてくるとするすると追い抜いて行きました。一艇、また一艇、だんだんと後ろにいる船はなくなり、スタートして三十分後、とうとう後ろには一艇も居なくなりました。 ようやく折り返し点が見えてきた頃、先行艇は手を振りながら戻ってきます。次から次へと。折り返し点のブイを何とか乗り切って、先行艇に追いつくべく、スピンネーカーを上げましたが、ぶっつけ本番の悲しさでうまく上がらず、どうにか設定出来た時には、もう前に行く艇も見えなくなっていました。 それでも、なんとか所定時間内にゴール。初出場で初完走を成し遂げたのであります。レース後のパーティでは、お誘い下さったマンボーさんの「ひなの」の仲間の方々をはじめ、日本におけるヨット設計の第一人者の林賢之輔さんからも歓待を受けたのでありました。
by antsuan
| 2008-05-25 21:54
| 自然・ブルーウォーター・競技
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Comments(12)
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mimizu_biki at 2008-05-25 22:19
笑っちゃいけないけど「後期船乗り」。
たしかに直訳すれば(笑) >敬意をもって丁重に扱われる面々 いや、ホントにそのとおりです。敬礼。 すばらしいレースになったようですね。 くやしさもあるでしょうが、お話伺って心から拍手したくなりました。 おめでとうという言葉が適切かどうかわかりませんが、とりあえず完走おめでとうということで。 柏手!
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HINANOコーチャン
at 2008-05-25 22:23
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おめでとう!!「若かってで賞」他たくさん!!
海好き子供のはつらつ笑顔、最高でした!! 又海の上で合いましょう!! 帰りは大変だったでしょ?でも益々海に興味を持ってくれたら 嬉しいな!! 今度も一緒に遊びましょ!!
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antsuan at 2008-05-25 22:48
・マンボーさんのブログを見ればよく分かりますが、デカイヨットばかりなんですよ、相手は。セイロンベンケイさん、敵の怖さも知らずよくやったと言って下さい。(笑)
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antsuan at 2008-05-25 22:49
・HINANOコーチャンさん、私も赤い法被を着たかった。(笑)
本当に楽しいレースとパーティー、参加出来ただけで最高です。有り難う御座いました。
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at 2008-05-25 23:41
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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sweetmitsuki at 2008-05-26 05:38
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antsuan at 2008-05-26 09:09
・鍵コメ様、了解です。
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antsuan at 2008-05-26 09:17
・sweetmitsukiさん、てるてる坊主のお人形のお陰ですよ。(笑)
レース委員も気が気でなかったことでしょう。こちらも終わってみれば、あーすれば良かった、こーしたほうが良かったと反省するのですが、久しぶりに飲んだ生ビールでそんなこともすっかり忘れてしまい、楽しい一時を過ごしました。
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syenronbenkei
at 2008-05-26 20:07
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今頃気づいたんですが、この記事のタイトル「加齢なるヨットレース」ですか?
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antsuan at 2008-05-26 22:24
・パーティー主催者の発表によりますと、参加者全員の年齢を加えると三千何百歳になったそうです。平均年齢五十ウン歳です。ですから、セイロンベンケイさんのおっしゃるタイトルの方が正しいということになります。恐れ入りました。
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antsuan at 2008-05-26 22:26
・ハナコさん、レース中は少々グロッキー気味、というのも、他の艇にどんどん抜かされて行くので落ち込んでしまったのでした。三男が元気を取り戻したのはこのパーティーの席上です。
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平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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