あんつぁんの風の吹くまま

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週刊誌の実力

 この頃の新聞は全く読む価値が無くなったように思う。インターネットで配信されている報道を読めば十分だ。逆にスキャンダル記事をいっぱい載せるようになった週刊誌のほうがよっぽど読む価値がある。
 
 そういうことが分かったのは、「噂の眞相」の編集長だった岡留安則のおかげだろう。そして、これらの多くの本を読む気になったのは佐平次さんのブログのおかげなのだ。

 「噂の眞相」が休刊になったあとも、大衆週刊誌はよく頑張っていると思う。それは単なるスキャンダラスな出来事を報道するという枠を超えて「事実」を伝える使命を守っている。今週の週刊新潮の見出しに、"矢野(公明党)元委員長「創価学会提訴」を記事にできない「大新聞」"という言葉が踊っていた。
 
 情報通信技術革命の大波で、いずれはそうなるだろうとは思っていたけれども、自らの本分を放棄した新聞社はさっさと退陣するがよい。
 
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 ここに並べた本は別に座右の書でもなんでもない。ただ一番左の一冊、高校一年生の頃に読んだ「マッカーサーの日本」は、私のへそ曲がり的人間形成に一役かっている。
by antsuan | 2008-05-23 08:04 | 情報通信・パソコン | Trackback | Comments(2)
Commented by saheizi-inokori at 2008-05-24 10:13
自分の気持ちにあった本を大事にされて繰り返し読んでおられるような感じがします。
それこそ本当の読書体験なのでしょう。
私は読んでもすぐ忘れて身につかない本読みです。
Commented by antsuan at 2008-05-25 21:59
・今の報道機関は、戦前のそれと変わらないかもっと酷くなっているような気がするのです。そのことにどうやって警鐘を鳴らしたらいいのか。大衆週刊誌の存在は決して軽いものではないと思います。