あんつぁんの風の吹くまま

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核戦争は遠のいてはいない。

 核兵器拡散防止条約の国際会議が不調に終わった。当然だろう。本当は核爆弾廃絶条約にするべきものを、大国のエゴで作った条約だから。

 もともと戦争法を規定したジュネーブ条約では無差別殺戮を禁止している。従ってこの法律に基づくだけで核爆弾の使用は禁止されるべきものなのだ。日本は東京裁判でいろいろな罪で起訴され有罪になった。しかし、この国際法を破って戦争をしたのは日本より、チャイナやソ連や米国の方だった。このことをもっと声高に言っても良い時期に来ているのではないか。

 いまこの条約会議が不調に終わったことで、一番問題にしなければならないのは、大国が加盟しているジュネーブ条約そのものが分解してしまう危機にあると言うことなのだ。正確に言うと大陸側のチャイナはこのジュネーブ条約に加盟していない。また、米国は先のイラク戦争において、全くこの条約を無視している。はっきり言えば条約破りを犯しているのだ。

 米国はジュネーブ条約を含めて戦争法に関するものをいったんご破算にすることを考えているように思える。その狙いは何か、再び核兵器を使う戦争を想定しているからではないだろうか。このことが非常に心配なのだ。

 同盟国である日本は、また唯一の被爆国である日本は、これだけはさせてはいけないと思う。喩え米国の戦争に加担することになっても、核爆弾を使う戦争には絶対に加担するべきではない。どんなに間違っても先に米国に核爆弾を使わせることがあってはならない。米国は自国が核被爆国になって初めて核爆弾を使う権利を有するようにしなければならない。

 同盟国として、また民主主義国家の仲間として、その事を日本は米国に強く求めるべきであろう。条約がなくても核兵器を使わせないようにすることが被爆国、平和を求め続けてきた日本の重要な使命ではないかと考える。
by antsuan | 2005-05-30 08:14 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback(1) | Comments(2)
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Commented by 宝川 at 2005-05-31 08:02 x
アメリカは臨界前実験はやるは、抑止用の超小型核爆弾の実験をしたいというやら大国のエゴまるだし。経済制裁でもやったら、と小泉さんに進言したいですな。
Commented by antsuan at 2005-06-01 18:05
戦争を知らないブッシュさん、暴走し始めたら誰が止めるのでしょうか。其所が心配です。