あんつぁんの風の吹くまま

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馬上の悩み


 今年の初めに、減量を決意したけれどもなかなか好い知恵が浮かばない。食べなければいいだけじゃないかと人は言うが、食べながら考える悪い癖があって、蜜柑を食べながらとかグラスを傾けながら考えるのである。当然、運動もおろそかになるから減量どころか体重は増えていってしまうのだ。

 ところが、古来チャイナでは三上という言葉があって、よい知恵が浮かぶのは、馬上、枕上(ちんじょう)、厠上(しじょう)に於てであるそうだ。確かにそのどちらも一人きりになれる場所ではある。

 そういえば、最近鞍の形をした運動器具が売っている。あれに乗れば減量出来るし、好い知恵も浮かぶかもしれない。しかし、実際に馬の背に乗ってみると分かるのだが、その運動器具と同様に決して安穏として跨がっていられるものではない。昔の人は変なことを言ったものだと思う。しかも、馬の上で考え事をしたら、馬は何処へ行くか分からないではないか。馬が道に迷ったらどうする。面倒くさくて止まってしまうかもしれないし、勝手に厩舎に戻ってしまうかもしれぬ。

 いやいや、そうでもないらしい。馬は人間の気持ちの分かる利口な動物で、人が考え事をしていたらその邪魔をしないようにゆっくりパカパカとその辺を適当に歩き回ってくれる。ディーン・マーチンの「ライフルと愛馬」の歌ではないが、馬ほど頼りになる動物はいない。そういえば母も娘時代に乗馬をやっていたそうで、障害競争の練習をすると、馬の方が母を振り落とさないように気を使って奇麗に飛んでくれたそうだ。そんな優しい馬に拍車で傷をつけるのが可哀想だったと言っていた。

 まさに、人馬一体となると痩せるに違いない。いっそのこと本当の馬を飼って、馬と散歩しながら考え事をすれば、痩せるし、よい知恵が浮かぶのではないかと、カソルラさんの「迷子の迷子の・・・・・・・・ちゃん」のポニーを見てつまらぬ考えを起こしてしまった。
by antsuan | 2008-02-25 20:42 | 自然・ブルーウォーター・競技 | Comments(6)
Commented by saheizi-inokori at 2008-02-25 23:15
それで、お馬を飼う?
ヨットなど船もいい運動になるのではないのですか?
Commented by antsuan at 2008-02-25 23:49
・佐平次さん、本当は三上に「船上」も追加して四上を提案しようと思ったのですが、護衛艦「あたご」の追突事故を考えると、いいアイデアとは云えないようで。
確かに、船は自然とバランスをとる運動をしているので痩せるんですが、定期的に乗れないのが悩みの種です。
Commented by maron415 at 2008-02-26 14:54
<馬と散歩しながら考え事をする>
とっても広い土地がいりますね(笑)
普通の散歩で考え事をしていて、マロンにひっぱられています。
Commented by 高麗山 at 2008-02-26 17:49 x
馬上の人は、「ナイト」若しくは「上級武士」。
狩猟と、合戦以外は轡とりに引かせるのが慣わしとか。
十分に“思いめぐらす時間”はありそうですな!
Commented by antsuan at 2008-02-26 22:08
・マロンママさん、ここ葉山はどんどん自然がなくなって行きます。
田舎へ行きたい。
Commented by antsuan at 2008-02-26 22:08
・高麗山さん、そういえばドン・キホーテだってお供がいましたね。ふむ、運転手付きだったのか。