あんつぁんの風の吹くまま

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秋は学会のシーズン

秋は学会シーズンでも有ります。
 日本医療福祉設備学会では「医療と介護・福祉の調和を目指して」をメインテーマに、東京ビックサイト会議場でいろいろな講演が有りました。ところが、特別セミナーの一つであった、厚生労働省老健局地域ケア・療養病床転換推進室長の「厚生行政説明〜行政・福祉・地域医療の連携〜」という話が急きょ変更され、「療養病床の再編成と地域ケア体制整備構想」に内容が変わっていました。

 報道にもあったように、医療法人の特別療養老人ホーム経営参入が計画に入っていたのにも係わらず、ここにきて医療法人の参入を認めないことにしたからであります。このような行き当たりばったりの医療・福祉行政をやっていて、ぬけぬけと学会にやって来るお役人の顔をとくと拝見してまいりました。
 
 日本においては福祉の中に医療の占める割合があまりにも大きすぎるように思いました。これがこれからの高齢社会における日本の問題点ではないでしょうか。

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by antsuan | 2007-11-14 23:14 | 文学・教育・科学・医療 | Trackback | Comments(4)
Commented by maron415 at 2007-11-15 09:57
そうそう、まさしく行き当たりばったりだなあと思います。
(消費税もするじゃしないじゃとか)
夕陽がきれいですね♪
建物に沈む夕陽もいいなあと…
Commented by antsuan at 2007-11-15 20:07
・どうやら税金の九十パーセントはドブに捨てられていると見た方がいいようです。
マロンママさん、とても現代に生きていると云う感じがしなくなります。一瞬ですが未来にワープしちゃったような錯覚に陥りました。マジで。
Commented by anthonberg at 2007-11-16 02:11
『医療と介護・福祉の調和を目指して』とっても良いタイトルですが、実践出来るような目標や可能性があるのでしょうか…ね?
私がホームで仕事していた時は高齢者さんの受け入れしてくれる病院は限っていてそれはそれは凄いところでした。病院は介護現場を低く見ているし、協力体制もないから調和なんてそうそう取れない気がします。
日本は確かに介護部分は遅れているけれど、それでも介護者達の技術面などは問題ないと思います。みんなが同じような精神面の介護が出来るようなラインに立つのも大切だと思いますが、介護と看護は似てて違いますので、お互いの立場を理解した上で協力体制を取れるようになると良いですね。

その前に病院は救急車の受け入れしないと!妊婦や事故にあった人がなぜ命を落とさなければいけないんでしょう。病院そのものが介護や医療などと言える状態じゃないのが問題ですよね。
Commented by antsuan at 2007-11-16 14:35
・厚生省は特養経営に医療法人の参入を認める方針を先日撤回しました。anthonbergさん、各国、医療福祉にはいろいろな矛盾を抱えていますが、これだけ税収がありながら医療福祉の貧弱な国はないでしょうね。