あんつぁんの風の吹くまま

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本当に日本の時代がやって来る

  アメリカの住宅ローンのひとつであるサブプライムローンの不良債権化により、アメリカ経済のバブルは弾けました。アメリカ政府は恥も外聞もなく公的資金を不良債権回収につぎ込み始めましたが、株式市場はどんどん萎んできています。そして、その逃げた資金が今度は商品市場へと流れてきています。それが原油高の原因なのです。

 もともと財政赤字と貿易赤字の双子の赤字を抱えていたアメリカですが、イラク戦争が長引いてしまったことで、巨額の出費を賄いきれなくなってしまったのです。ざまあみろと云っていいでしょう。ベトナム戦争の二の舞いを演じたブッシュに情けは無用です。アメリカ大統領が代われば間違いなくイラクから米軍は撤退します。だから国際的軍事協力なんてやっていたらバカを見ますから、日本もさっさと撤退するべきです。

 振り返って見ると、ベトナム戦争の時にはニクソンショックがありました。第一のニクソンショックはキッシンジャーの悪知恵で日本を悪者扱いをしてドルの金本位制をやめたのです。ドルは世界の通貨と同様の変動相場制になりました。第二のニクソンショックは中華人民共和国との国交樹立です。これも世界政治を揺るがす大事件でした。

 間違いなく、次期米国大統領は似たような手を打ってくるでしょう。考えられるのは米国債券の債務不履行です。つまりモラトリアムですが、これをやったら本当に米国経済は没落してしまいます。しかし、それをやらなくてもハイパーインフレがやってきます。一ドルが一円になるのは時間の問題なのです。

 そして、イランとの国交回復により、米軍はイラクから兵を引くことになります。アメリカはベトナム戦争の時と同じに、名を捨て、実を捨てて、落ち武者のように国際社会から身を引き、もう一度モンロー主義の引きこもり国家になることでしょう。しかし、あの時と同じようにジャパンパッシングをすると云う手はありません。何故ならば日本はとっくに経済大国になってしまっているからです。

 日本はアメリカに頼らなくても生きて行ける国なのです。アメリカが潰れても大丈夫な国は日本とロシアです。なぜならば、日本はバブル崩壊による戦後初のデノミネーションを克服しました。確かに大借金王国にもなりましたが、それでも日本の「円」の信頼は今もなお揺るぎないものになっています。そうなのです。「円」は知らない間に国際通貨扱いされているのです。

 日本の経済成長は停滞しましたが、経済力は維持し続けています。アメリカは自滅したのです。戦争がどれほど高いものにつくかをこれで思い知ることが出来るでしょう。これからは日本の時代なのです。もはや、無責任にアメリカの言いなりになっている訳には行きません。責任あるリーダーシップを求められる時代がやって来るのです。
by antsuan | 2007-10-26 19:49 | 政治・経済 | Comments(4)
Commented by syenronbenkei at 2007-10-27 00:43
記事に関係ないコメですみません。
あんつぁんさんは聖徳太子に詳しいと思うのですが、聖徳太子の平等思想、、、というか、当時のせめぎ合いについて書かれてる本知りませんか?
Commented by antsuan at 2007-10-27 05:16
・平等思想については書かれていませんが、その時代の皇室のせめぎ合いについては、月刊ボイス十月号 竹田恒泰氏の「天皇の日本史」第二回 [確立された皇室の力]をご一読されては如何でしょうか。竹田氏は皇室の血筋に当たる方です。
Commented by syenronbenkei at 2007-10-28 00:40
さっそくのお答え、ありがとうございました。
ボイスはたしか県立図書館にあるはずなので、読みにいってみます。
Commented by antsuan at 2007-10-28 10:46
・歴史認識より時代認識を、歩いて参るわけには行かない過去を調べるのにも当時の生活習慣を実体験する必要がありそうです。