あんつぁんの風の吹くまま

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ごますり、見事なり!



小泉首相 米大統領にひれ伏す?

 2002年のカナダでの主要国首脳会議(カナナスキス・サミット)で小泉純一郎首相(当時)がブッシュ米大統領の足元にひれ伏した。フランスの有名カメラマン2人が取材の内幕を明かす著書「スクープ」をこのほど出版、サミットで小泉首相が冗談交じりで演じたパフォーマンスを記した。

 逸話を紹介したのは「世界で最も有名なスクープカメラマン」(ルモンド紙)の1人、パスカル・ロスタン氏。当時のカナダ首相と友人関係にあったロスタン氏はサミットで、各国取材団が約百キロ離れたカルガリーで待機する中、首脳間の懇談を間近で取材した。

 著書によると、首脳らの談笑中、フランスのシラク大統領(当時)が日本のお辞儀に関し、相手によって頭の下げ方が変わると知日派ぶりを披露したところ、小泉首相はブッシュ大統領の前に来て「君にはこうしなくちゃいけないだろうな」と、両手両ひざをついて、ひれ伏したという。

 ロスタン氏は小泉氏について「悪ふざけする機会を決して逃さない。イタリアのベルルスコーニ首相(当時)と小泉氏が最も機転がきいていた」と描写。ひれ伏した姿を撮影したが、写真は日本の世論への衝撃を考えて公開しないとしている。

 01年9月の米中枢同時テロ後、初めて開かれた同サミットは、国際社会が連携して「テロとの戦い」を継続する決意を表明。小泉政権は01年10月、アフガニスタンで作戦を遂行する米艦船などにインド洋で給油を行うテロ対策特別措置法を成立させた。 (共同)
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 伊達政宗が将軍徳川家光を持ち上げたように、ブッシュ大統領をマスターと呼んでゴマをすったんでしょうな。アメリカに一分の不信をも抱かせないようにして、郵政民営化、憲法改正の内政に力を注いだ戦略はさすがと云えましょう。アベちゃんはその逆をやっちゃったんですね。

 横須賀といえば、稲川会というおっかない団体さんの本部があるところです。小泉元首相の祖父は沖仲仕などの請負業をやっていましたから、当然こういう団体さんとは切っても切れない縁があったし、今でもそういう関係は続いていることでしょう。ついでに云えば、アベちゃんは関西の住吉系の団体さんとの関係が深いようです。ですから、親分のブッシュに気を悪くさせない手立て何ぞはお手のもんだと思います。

 ただし、小泉元首相は盲目的な従米であったかといえば、私はその逆であると確信しています。先祖からの仁侠気質もそうですが、治外法権の米軍基地のある横須賀を選挙区にしているということは、沖縄の人々と同じような思いを胸に隠し持っているとも言えるのです。

 小泉さんは、首相在任期間中、女とゴルフをきっぱりと断っています。彼ほどの公私の区別を厳格に律した指導者を、私は近年の日本において見たことがありません。以上のことを考え合わせると、日本の真の主権を取り戻すべく首相の座につき、命を懸けて国家を建て直そうとした、本当の指導者であったと信じております。
by antsuan | 2007-10-17 17:52 | Trackback | Comments(2)
Commented by hana-abe at 2007-10-20 00:45
あんつあんさんのこのコメント読んでて、昔、まだ選挙権がなかった年齢の頃、逗子駅前で、『なんてったって!コイズミ・・・!』とかいうポスターを見て、この人、変ってるなー、なんかやりそうなヒトだなぁと、思ったことがありましたねー、そう言えば。
Commented by antsuan at 2007-10-21 20:47
・そうそう、ハナコさんと同じです。こちらは新自由クラブの田川誠一さんを支援していたのですが、よくもまああんな変な人が競り合っているなぁと思って居ました。二度ほど法事で同席したことがありますが、何もしゃべらなくても存在感はありまたね。