あんつぁんの風の吹くまま

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社会保険庁の目論み

 二十兆円にも及ぶ宙に浮いた年金問題は、戸籍がしっかりしている日本において起きるはずのない事件である。五千万件もの不明年金登録者を放っておくこと自体が異常なのだけれども、社会保険庁の幹部がそういう意識も持たなかったのは何故だろうか。そこが不可解であった。しかし、ようやくその謎が解けてきた。

 彼らはもともと年金を国民に支給するつもりはなかったのではないだろうか。社会保険制度というものが実は戦時中の軍資金調達のためであったことは歴史から明らかになっている。年金をまともに支給したら国家財政が破綻することなど最初から分かっていて作った制度なのだ。ホンの一握りの者が大もうけするマルチ商法と大して変わらない、資金集めのための悪質な制度なのだ。

 ではどうやってそれを誤魔化すつもりでいたのか。そこが解けない謎だったのだがようやく分かった。実は先日、ソ連邦の崩壊を現地からテレビ中継していた友人と会食して、ロシア市民の切実な現状を教えてもらったところなのだ。ソ連では老後の人々は年金で暮らしていた。それが米国と軍事競争をして経済が立ち行かなくなり国家が自壊した結果、物価の高騰(ハイパーインフレーション)が起き、ルーブル紙幣は紙くずとなってしまった。当然、支給される年金は変わらねど、一日分の食料も買えない価値の無いものになり、老人たちの暴動が起きデモは頻発した。

 もう皆さんもおわかりだろう。社会保険庁の幹部たちはとっくに国家が破綻すると読んでいたに違いないのだ。少なくともここ十年以内に物凄い物価の高騰が起こると予想していた。そうすれば二十兆円なんてどうでも好い金になってしまう。彼らはもうじきウヤムヤになってしまうだろうと高を括って放っておいたに違いないのだ。

 それは今の政治家たちにも云える。調整インフレなどという言葉をちらつかせてきたら、もう覚悟をしていた方が良い。我が国は破滅する。
by antsuan | 2007-09-18 19:57 | 政治・経済 | Comments(2)
Commented by 貧乏人はキライ at 2007-09-21 04:44 x
格差是正って怖い言葉です。国の大借金を国民全員で分け合おうって・・・この期におよんで言うなって!公務員がこんなに犯罪者であふれていたとは・・言葉を失います。
Commented by antsuan at 2007-09-21 05:10
・悲しいことに心の貧乏人が増えてきました。公務員が十分の一になっても十分日本はやって行けます。それで借金を返すのはわけは無いのです。