あんつぁんの風の吹くまま

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格差社会なんかじゃない

 法律は必要最低限の方が良いと思っているのは私だけなのだろうか。報道によると、日本も来年からは弁護士の大失業時代がやって来るそうだ。それをある新聞は「弁護士の格差時代到来」といういい方をしている。弁護士が仕事にありつけないのは格差の問題じゃないだろうに、そのうち弁護士の格差是正の為に米国のような訴訟社会にしてしまおうと考える不埒ものが出てきそうだ。

 しかし、誰が格差社会なんて言い出したのだろう。世界の長者番付を見れば分かることだが、バブルがはじけて以来、日本の資本家は株にしろ土地にしろ全てにおいて資産を大幅に減らしている。もちろん、二十一世紀になっても日本の民間における格差は物凄く縮まっているのが実状なのだ。

 国際化により、経済面からみれば土地成金や大株主などは抹殺されてしまったと云っていいだろう。だから、国際的にみて日本は絶対に格差社会なんかではない。その反面、経済以外の規制は逆に厳しくなり、国家と民間の格差は広がってしまった。庶民が感じる格差というのは、本当のところ官民格差のことなのだ。それを「格差社会」という言葉で置き換えて、民々格差も広がっているかのように吹聴するマスコミは、はっきり言って国家による謀略宣伝の片棒を担いでいる。
by antsuan | 2007-08-31 17:28 | 政治・経済 | Comments(6)
Commented by cazorla at 2007-08-31 23:19 x
世界の長者番つけを見れば・・・
バブルはじけて以来 ではなく 戦後は ずっとこんな感じでした。
戦前は 貧富の差 階級の差がはげしかったけど 戦後は だんだん少なくなっていると思います。 ただし 平均収入が年間で確か六百万ちょいくらいですが 実際の数字をみると 一千万以上と三百万以下が 山になっていて 平均値が 谷になってます。
そこのところが ちょっと 格差と感じるところなのかもしれません。

でも 合衆国とかと比べると 差はほとんどないですよね。
教養レベルも 日本は 世界にくらべると 高いし 平均値も 最低ラインもずっと高い。 
Commented by antsuan at 2007-09-01 07:11
・平均値のところが谷になっているとは知りませんでした。外国は貧富の差は激しいけれど国家よりも市民が富んでいる。日本はその逆です。国家を公共と言いくるめられているところが悔しいところでもあり、マスコミの責任でもあると思うのです。
Commented by maron415 at 2007-09-01 11:13
<弁護士の大失業時代がやって来る>
弁護士がたくさんいすぎたからなのか。簡易な裁判だったら弁護士抜きでする人が増えたのか。裁判の数が減ったのか。
なんでだろう?

ぼったくりできなくなった?
Commented by antsuan at 2007-09-01 11:51
・マロンママさん、アメリカのロースクールをまねた法科大学院の卒業生が初めて社会に出るからです。確かに外国企業との契約などには世界の法務に精通している人が必要になって来てはいるのですが、国内的にはその必要があるのかどうか。しかし、官僚たちが適当に自分たちの法解釈を振りかざしても、それが通用しなくなる時代もやって来ると期待しています。
Commented by gabefunyaa at 2007-09-01 12:25
おそらくホワイトカラー・ブルーカラーの内部での格差だけが広がっていることを大げさに捉えているのだと思います。
フリーになって数年、収入にはホワイトカラーとしての仕事量による波しかありません。
格差社会というよりも悪い意味での「均一化社会」の弊害を感じています。どこへ旅行に行っても同じようなチェーン店があり、どこへいっても同じ価値観で縛られている。20年ほど前(バブルの頃)ですらもっと違いがあったのに。
Commented by antsuan at 2007-09-01 13:04
・誤差の範囲でも云いたかったのは同じ価値観の押し付けです。価値観が違えば格差なんて比較しようがないのにとつくづく思うのです。今では標準の価値観を持たないことに優越感すら持ってしまいます。
gabefunyaaさん、カープが頑張ってもっと地方色を出さないとね。(^o^)/