あんつぁんの風の吹くまま

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無税国家論は社会主義の理想と同じ



 介護保険制度は、破綻するのが分かっていたにもかかわらず、老人医療費の負担を軽減するために考え出した悪しき策略である。少子化を騒ぎ立てることも、根は同じところにつながっている。要は、官僚集団が食い物にしてきた特定財源を確保する狙いが、主たる目的なのだ。

 しかし、松下幸之助の無税国家の構想では、此の特定財源の元になっている社会保険や郵便貯金、簡易保険の積み立てを有効に利用することによって、やがてはその利息だけで国家を運営することが可能になる、本来の社会主義国家の目指すべき資金運用だったのだが、物の見事に官僚集団に食い荒らされ、松下翁が危惧していた大借金王国になってしまった。

 此の無税国家構想は何十年も前から唱えられていたにもかかわらず、似非社会主義者どもによって、その構想すらも政治家は論じようとはしなかった。彼らは特定財源を食い物にしてきた官僚集団と同罪だと思う。特に、松下政経塾を卒業した政治家は恥を知れと言いたいのだが、うれしいことに此の松下翁の夢を実現しようと頑張っている政治家がいた。東京都の杉並区長である。

 松下政経塾二期生の山田宏杉並区長は、いま住民税ゼロの実現に取り組んでいるのだ。就任当初あった区の借金九四二億円を、平成十九年度末には四〇〇億円にまで減らし、最後の任期(現在)を終える四年後には借金をゼロにして申し送りたいと意欲を燃やしている。

 お分かりのように無税国家構想は決して夢物語ではない。実現可能なそれも現在の資本主義国家で実践出来る政策なのである。国民はもっと無税国家論を研究し、それを実現させる政治家を選ぶことにより、平和を声高に叫ばずとも心の豊かな社会が実現出来ることを知るべきである。
by antsuan | 2007-08-23 17:05 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(2)
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Commented by syenronbenkei at 2007-08-23 23:40
税じゃなくて献金(というと語弊がありますが)でまかなっていければいいのになと思います。
でも、皆がすすんで捧げる気になるには、やっぱりそのためのビジョンが必要でしょうね。
まあちょっと意味合いが違いますが「情けは人のためならず」的な教育が必要なんじゃないかなと思う僕です。
今って、情けをかけてはいけない的な世の中ですものね。
つか、因果応報も間違ってとらえてる人が多そうだし。
Commented by antsuan at 2007-08-24 03:44
・哀れむことすら差別する事のように云われるこの頃です。おかし過ぎる、間違っている。弱い者を隠れ蓑にして甘い汁を吸っているやつらをあぶり出す必要があります。