あんつぁんの風の吹くまま

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戦争に対する反省とは



 戦わない者に平和を叫ぶ資格はないと私は言いたい。今ある白人と同等の平和は先の大戦で戦って得たものなのだ。決して戦争を拒否してきたからではない。今我々が平和を謳歌しているさなかにおいても、その恩恵にあずかるどころか、同じような平和を望むことすら許されていない、多くの差別された人びとがいることを忘れてはいないだろうか。戦争を否定する人に聞きたい、これから平和を手に入れようとする人々はどうすればよいのかを。戦わずしてどうやったら平和を手にすることが出来るかを。

 戦争は究極の法治外行為であるが、決闘に規則を定めた延長上に戦争の仕方にも規則がある。武士道を会得していた日本は世界のどの国よりも此の戦争の規則を遵守してきた軍隊を持っていた。先の大戦で沖縄の人々は日本に殺されたのだと云う言い方をする人がいる。そんなことはない、戦争の規則を守らなかったのはチャイナでありアメリカなのだ。無差別艦砲射撃や無差別空襲をするような、戦争の決まりを守らないやつらと戦ってしまったことの責任を自国の軍隊に押し付けるのは間違っている。

 我々の祖先が犯した過ちは、戦争の終わらせ方も考えないで戦いを始めた、無責任無能力な軍人官僚組織に身を任せたことなのだ。それが本当の戦争に対する反省であろう。だからこそ、無責任無能力な官僚組織を糾弾しようとしないで平和を叫ぶことこそ愚かなことはないと思うのだ。
by antsuan | 2007-08-23 12:39 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(6)
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Commented by cazorla at 2007-08-23 18:19
記事と関係ないのですが
どうして 真珠湾の時に暗号が解読されていたのがわかったのに
暗号を変えなかったのでしょうか。

Commented by antsuan at 2007-08-23 18:38
・官僚たち(軍人も含みます)の派閥抗争の弊害がもろに出てしまったということでしょうか。また、民間の数学者をつかったあちらの暗号解読を甘く見ていて、ちょっとコードを変えれば大丈夫だと考えたのでしょうね。
Commented by mitsuki at 2007-08-23 22:28 x
私も記事と直接関係ない話で恐縮ですが、「怪傑ハリマオ」が実在の人物である事をこの間初めて知りました。東洋のジブラルタル、シンガポール攻略の物語は読み応えがあります。
熱中症、お大事になさってください。もっとも、小学生のお子さまを肩車出来るのですから心配するには及ばないのでしょうけど。
Commented by syenronbenkei at 2007-08-23 23:39
平和のための戦いは必要と思うんですが、平和のために争うのはやっぱり可能な限り避けなければならないんじゃないかと思います。
Commented by antsuan at 2007-08-24 03:33
・mitsukiさん、国民はうまくはぐらかされていると思いませんか。バブルの弾けた今、そのことに気がつかなかったから大借金王国になってしまったのです。経済戦争における敗北宣言をし、明治維新のところまで戻って一から日本を建て直すべきでしょう。
 一雨来たので大分良くなりました。ご心配おかけしました。
Commented by antsuan at 2007-08-24 03:34
・セイロンベンケイさん、少なくとも無責任無能力集団を放置していたら絶対に平和な社会ではなくなるでしょう。戦争に対する反省が全然為されていないと思うのです。