あんつぁんの風の吹くまま

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神に選ばれし国の過ち

 自由と民主々義を樹立した神に選ばれた国、創造主に直結する国、それがアメリカであり、それに反する国は全て地獄行きの国(アウト・ロー)、という思想を持つアメリカにとって、広島長崎で行われる原爆忌は、自分たちだけが神に選ばれた人間であることを肯定する、誇りの証明となっているのかも知れない。
 
 「神は人間をみな平等に創りたもうた」と云うアメリカ独立宣言の一節にある神とは、欧州では通用しなくなった古くさいキリスト教における「新大陸の神」なのだが、歴史ある国に育った福沢諭吉はそれを神ではなく天と称し、全ての神々の下で人は皆平等であると看破したのである。

 しかし、新興国アメリカはそれが気に食わない。今なお「神に選ばれし国」として自分の為す事は全て善であると言い張る。もう、これは文明が違うと云うほかはないだろう。ヨーロッパのキリスト教国家も、中近東のイスラーム教国家も、きっぱりとアメリカに対して文明が違うと云っているのだから、我が日の本の国もはっきりとアメリカに対して文明の違いを主張するべきなのだ。

 それを明確に主張しなければ、神に選ばれし国アメリカの過ちは何度も繰り返されるに違いない。
by antsuan | 2007-08-05 23:54 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)
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