あんつぁんの風の吹くまま

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「キューバ危機」を知っていますか?

 キューバ危機、それは核戦争勃発のまさに一触即発の危機だったのです。私は小学六年生でしたが、米軍が臨戦体制に入ったという記事の新聞を立ち読みする大人たちの狼狽ぶりを見て、ひょっとしたら今にも核爆弾が頭の上で炸裂するかも知れないという戦慄を覚えたのを忘れる事が出来ません。

 多くの市民が巻き添えになった大東亜戦争が終わり戦犯が処刑されても、世界は、法治社会になるどころか、より強力な無差別殺戮兵器の開発に血道をあげるようになりました。そして、そのような兵器を持たず、米国による侵略の危機を感じていたキューバはソビエトの核の傘に入る事により、米国の侵略を抑えようとしたのは当然の事であったでしょう。

 この事件から、核の傘に入らなければ国の安全が保てない事を非核保有国は知るのです。もちろん、被爆国の日本の政治家は他のどの国の政治家よりもそのことを知っていたのですが、非人道的な悲惨な戦争を体験した国民は、戦争そのものを無くそうと決心してしまったのです。
 
 地球から日本という国が抹殺されても理想を追求するべきか、まだまだ地球そのものが無法地帯である事を見据えて、自らを守るために武器を持つべきか。久間防衛大臣の失言にからんで、キューバ危機の問い掛けたものは何であったかを、その現実にあった危機を知らない今の日本人は、もう一度考えてみる良い機会だと思います。
by antsuan | 2007-07-04 22:45 | 政治・経済 | Trackback | Comments(0)
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