あんつぁんの風の吹くまま

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提言、新五箇条の御誓文

 護憲だ改憲だなんていろんなところで騒いでいますが、誰も現代の日本の政治に満足している人はいないでしょう。このままでは、腐敗したこの世は全然改まらないのではないかと思うのであります。

 それではいっその事戦後の憲法ではなく明治維新にまで遡り、今の日本国にとって理想の憲法とは何かを考えて見るのが、最も望ましい事ではないかと考えるのです。しかしながら「国家の品格」で述べられているように、論理の出発点を定めない事にはどんな立派な法律を定めたとしても、それは魂のない仏像でしかありません。憲法解釈を行政が勝手に変えるなどという馬鹿げた事を言い出すのも、現憲法に国民の志が宿っていない証拠でありましょう。

 では論理の出発点は何か、それは日本においては五箇条の御誓文にあるのではないでしょうか。当初の目的は、権力を天皇に与えるにあたって、諸侯藩主の意向に沿わないような勝手な事をさせないために神に誓わせたものであったのですが、当時としては、民主主義国家における理想に近く非常に完成されたものだと、今からみても感じるものであります。

 次に、現代表記した当時の五箇条の御誓文を列記します。
一、広く会議を興し、万機公論に決すべし。
一、上下心を一にして、さかんに経綸を行うべし。
一、官武一途庶民にいたるまで、おのおのその志を遂げ、人心をして倦まざら
  しめんと要す。
一、旧来の陋習を破り、天地の行動に基づくべし。
一、知識を世界に求め多いに皇基を振起すべし。

 この五箇条の御誓文を国民の合意の下に改める事によって、護憲であれ改憲であれ、日本人の志が明らかになり、政治が正しい方向に向かうのではないかと考える次第です。以下に私案を列記します。皆さんだったらどのような誓文になるでしょうか。

一、人民は君主にして各の志を尊重し、かつ高貴なる義務を全うするを要す。
一、神の名をもって政治を行う事なく、広く会議を興し、万機公論に決すべし。
一、人類は地球上の一生物に過ぎず、文明と天然自然との融和を図るべし。
一、民官心を一にして、惻隠の情を忘れず、盛んに経済を振興すべし。
一、英知を世界に求め、国際間の和を希求せよ。
by antsuan | 2007-07-02 19:11 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(2)
Commented by realutopia at 2007-07-02 23:41
特に私案3項目に共感を覚えます。ここからすべては始まると思います。では、antsuanさんの立候補をお待ちしております。
Commented by antsuan at 2007-07-03 14:27
・「人間は神に似せて創られた」とするキリスト教的思想と多いに異なるところがこの三項目めです。これを入れる事により一神教世界の民主主義と違う事を強調するべきだと思うのです。
おっ、これで一票は確実ですね。(^_^)