あんつぁんの風の吹くまま

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操り人形の死


 リーダー(指導者)を人工的に(教育機関で)作ることは出来ないのだ。本来、陸軍大学校は参謀養成所であり指揮官養成のための機関ではなかったが、中途半端な指揮官意識を持った参謀を数多く養成してしまい、参謀領分と指揮官領分が曖昧なまま、指揮官気取りの参謀が暴走してしまった。日本型組織の失敗はここに凝縮されている。

 今の日本も、大臣を差し置いて省庁の局長が省令や政令を作り、都道府県知事を無視して地方自治体の関連部署に指令を出している現実をご存知だろうか。大臣や知事はそれを後で追認し、責任だけをとる操り人形になってしまっている。国家を破滅させた、あの司令官を差し置いて参謀が軍を差配する『幕僚統帥』の轍を再び踏んでいるのだ。

 これを改めさせるには、大臣が人事権をしっかりと握り、官僚から指揮権を取り戻さねばならない。だから、大臣が自殺して喜ぶのは腐敗した官僚機構だろう。
by antsuan | 2007-05-29 19:40 | 政治・経済 | Trackback | Comments(0)
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