あんつぁんの風の吹くまま

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 解剖をしない医学なんて・・。


 法医学や病理学に限らず、昔は病院で死亡したら解剖するのが当たり前だったように思う。それがいつの間にやら解剖をやらなくなったらしい。先日の新聞で解剖数が先進国の中で最低であると報じられていた。そのことは医学を否定しているのと同じことに大学は気が付かないのだろうか。いや、知っていてもそういう研究にお金を回す余裕がないのだろう。自然死であれ、不審死であれ、解剖してみないことには死因を特定できないのは医学の常識だが、もはや日本の医学も脳死状態になってしまったようだ。
by antsuan | 2007-05-18 18:17 | 文学・教育・科学・医療 | Comments(6)
Commented by maron415 at 2007-05-19 00:11
何か事件があっても、何か解剖する余裕がないというのはどっかで聞きました。(解剖する人が少ない、または、その時間がないのかな?)
今は、病院のほうも遺族にお願いしないのかなあ。
Commented at 2007-05-19 00:25
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by antsuan at 2007-05-19 08:36
・必要性があるのにそれをやらないのは学問ではないと思います。私の祖父は自宅で亡くなりましたが、大学まで遺体を持って行って解剖し脳細胞などを採っています。事実の確認はどのような学問においても基本中の基本ではないでしょうか。
Commented by antsuan at 2007-05-19 08:37
・鍵コメさん、脳死問題と似たようなところがあるのですが、逆に解剖が一般化していれば、脳死問題はこんなにこじれなかったかも知れませんね。
Commented by cazorla at 2007-05-20 21:27
わたしの友人が死体解剖医やってます。 彼女 三十で思い立って 大学に行ってはじめたので 年くってても 大学の中で したっぱて゜ 死体集めをしています。 それがなかなか苦労だとかで。 
死後 解剖してもいいよとおっしゃって頂いてる方 の食事会に同行したり で そのように おっしゃってくださる良い方たちは だいたい 長生きで もう三十年 食事会に 来てらっしゃる方とか・・
で いざとなっても 家族がいやだと言う場合もあって。

だから 慣れていないお医者さんも多いのでしょうか?
Commented by antsuan at 2007-05-20 22:49
・カソルラさん、旅の疲れが残っているでしょうにわざわざコメント下さり有り難う御座います。
養老孟司さんは何故解剖医になったのか、遭う人みんなに必ず聞かれるのだそうです。その時は「死人は病気になったり死んだりしないから、嘘をつかないから」と答えるのだそうです。(笑) 医学の基本中の基本なんだと思うのですがね。