あんつぁんの風の吹くまま

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安保闘争を忘れるな


 我々の団塊の世代が企業の第一線から引退して行く。あの時代、生きるためには他の者より秀でることが必要だった。格差は当たり前だった。それを手に入れる自由を求めて戦ってきたのが団塊の世代の人間なのだ。我々は戦い抜いてきた勇者としての誇りを持って引退したい。そして、その後の世代の日本人に伝えたいものがある。それは闘争心だ。

 日本の高度成長と共に日米安保闘争のかげろうがあった。当初、この日米における条約は十年おきに見直すことが条件に盛られていたので、条約更新の都度、真の独立国家論議の高まりを見せた。忘れてはならないのは、米国においても日米安保条約は不変なものとして想定されていなかったことだ。我々団塊の世代は戦い抜いてきたけれども、残念ながら自主独立の真の自由を手に入れるまでには至らなかった。そこで、次の世代の者にその実現のために立ち上がって欲しいと願う。

 小泉元首相はこの高度成長と日米安保闘争騒ぎの中で青春を過ごした。しかし、今の安倍首相はその闘争の火が消えて経済が爛熟したシラケの時代に青春を過ごしている。果たして彼は自由のための闘争心の松明を受け継いだのだろうか。
by antsuan | 2007-05-01 18:28 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)