あんつぁんの風の吹くまま

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熟年離婚防止の心得

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 離婚の危機を克服したねじめ正一と再婚した工藤美代子の対談、「『熟年離婚』防止7カ条」が、月刊ボイス五月号(平成十九年)に面白おかしく載っていました。我が身に当てはめてみて、一応、合格しているのではないかとホッとしております。

 結婚する時は絶対夫婦げんかをしないつもりで居たのですが、とんでもない、いつの間にかバンバン喧嘩をやっていました。もちろん初めのうちは私が勝ってばかりいました。しかし、そのうち子供ができると形勢は逆転し私が負ける事もシバシバ、そしてこの頃は負けてばかり居ます。

 年が十歳違っても、こちらが理解してやれば大丈夫だと思っていたのが大間違い。物がない敗戦の傷跡が未だ残っていた頃の田舎育ちと、高度成長期の東京育ちとではゼンゼン溝が埋まらないのです。"もったいない"と思うものの価値観がちっとも噛みあわないのですからどうしようもありません。自然に憧れる私と、都会のショッピングを楽しみたい妻では、共通項は何もないと云っていいぐらい違っていました。本当に、子供がすぐに産まれていなかったら"離婚"の二文字が妻の口から出ていてもおかしくなかったと思います。
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   一、親の介護と子供の自立を
   一、同じ風景を見ること
   一、言葉を呑み込む
   一、仕事を家に持ち込もう
   一、六十歳を過ぎても働く
   一、生活の時間帯を揃える
   一、いわないことは伝わらない

 以上が「熟年離婚」防止7カ条なのですが、このうち、私が最初に実行したのが仕事を家に持ち込むことでした。基本的に経営者は、一日二十四時間、一年三百六十五日経営者なのですから、そのことを理解してもらわなくてはなりません。幸い、妻も事業家の娘でしたからすぐに分かってもらえました。

 次に、言葉を呑み込むということ、これも営業マンの心得と同じですからむずかしくはありませんでした。しかし、"いわないことは伝わらない"ということにはなかなか気が付きませんでした。やっていることを見て居てくれれば分かるだろうと思っていました。自分がやっていることのなかには、妻にとって気にくわない我慢がならないことだってあることを、全く気に留めることすらしなかったのです。これが出来るようになったのは、女性の方のブロクを拝見するようになってからのことです。危ないところでした。

 生活の時間を揃えるのは、仕事場が近いので出勤が遅くてすみ、帰りもそれ程遅くなりませんらから合格点をもらえると思います。本当は"同じ風景を見ること"もしたいと思っているのですが、子育てに忙しい妻の自由時間を邪魔してはいけないと思って今は控えています。

 さらに、六十を過ぎても働くのは当然で、何時、経営が苦しくなってもおかしくない零細企業ですから、老後はないことをしっかりと覚悟しておいてともらわないといけないと思っています。

 ま、これだけやっておけば、こちらがヨイヨイになってもおしめを取り換えるぐらいはやってくれるでしょう。
by antsuan | 2007-04-14 16:10 | 身の回り・思い出 | Comments(12)
Commented by miki3998 at 2007-04-14 19:35
なるほどですね。うちの相方さんもこの7か条読んでくれないかなあ~。うちは全部の項目で赤信号です。 笑 仕事も持ち込まないし、だから妻は現状がわからない。言わないからこちらも分からない。というより、うちも、言わなくてもわかれよ~、というタイプです。離れているから生活の時間帯も揃わない・・・。 でも何とか続いているのは、私が明るいから! アハハ、自画自賛です。こんないい奥さん、ほかにいないわよ…というと、僕はよその奥さんは知らないから…と、ピンボケな答えを返してきます。 ちなみに、うちの相方は事務所暮らしをしています。そちらが本宅かな??? 亭主元気で留守がいい~って、誰が言ったんでしょう? 笑
Commented by maron415 at 2007-04-14 23:44
こちらが理解してやれば…10離れるとそうなるんですね。
うちも問題はこれですね。
「いわないことは伝わらない」
一つしか違わないから、ぽんぽん言っているようで、
肝心なことはなかなか言えない。難しいですね。
これだけやっておけば…って奥さんが思っているかどうか聞いた?

Commented by antsuan at 2007-04-15 07:48
・中学時代の恩師のご主人もそうです。今も単身でブラジルに行っているらしい。それでもうまく行っているんですから本当に好い奥さんです。夫婦愛と云うよりもこれは神の愛に近いのじゃないかなと思ってしまいます。(笑) いまでもその先生の事を慕っています。
Commented by antsuan at 2007-04-15 07:49
・>奥さんが思っているかどうか聞いた?
そんなこと言わなくても分かっているだろう・・・?と、思っていてはいけないんですね。ウーーン、合格点すれすれかなぁ。
Commented by saheizi-inokori at 2007-04-15 09:02
呑みこむこと、と言うこと、兼ね合いですね。
どうも言わないでいいことを言ってしまって言うべきことを呑み込んでしまう。感謝と謝罪が一番出てこない^^。
Commented by hanaco at 2007-04-15 10:57 x
結婚して、10年経ちます。
これから先、20年30年後の有り方を勉強させられます。
子育てにかまけてないで、夫婦でちゃんと向き合って生きたいですね。
Commented by anthonberg at 2007-04-15 17:27
>ま、これだけやっておけば、こちらがヨイヨイになってもおしめを取り換えるぐらいはやってくれるでしょう。

これは逆もあるんですよー!(笑)妻が先に動けなくなるかもしれません。その時は夫の立場の人が妻を面倒をみてあげなければいけないから夫婦は助け合いですよね。
私の場合夫が年上だし、いじわるじいさんになる事が夢なので絶対私に面倒をみてもらうという計画を立てています。(笑)

でも言わなくてもわかる、という文化と教育なのに人生の最後には『言わなければわからない。』となるなら最初から人の気持ちを察するなんて教えなければいいのにーって思っちゃいました!60歳過ぎてから習慣を直す事って大変じゃないかな?
言い方を知らないとm実際相手に言う時につい感情が出て怒っちゃったりしないかな?最後に何でわからないんだー!ってならないようにしなきゃね…。
デンでは相手の心は読まないんです。それは自分の想像だから危険なのでって事で。聞くまで相手の事を決めつけてはいけないと夫に言われたので慣れるまで大変でしたよ。(^^;;;
Commented by cazorla at 2007-04-15 20:55
ねじめ正一 年取ってる わー
谷川俊太郎に読ませなくては て 手遅れですが。
優しすぎる夫 立派な夫って けっこう離婚になりやすいかな と思います。 ヨーロッパの夫って みんなそうだから 国際結婚してる女性はそれにのっかって 老後ぎくしゃくしてる。 相手がわがままを聞いてくれるのは こっちもわがままを聞いてあげなくては という関係が 今ひとつわかってない奥さんたちが多い。 若い時はかわいかったから ね。
で うちの夫もあんつぁんも 立派すぎないから いいのかな?
Commented by antsuan at 2007-04-16 08:08
・佐平次さん、言葉を飲み込む事って相手を理解している事と錯覚していた時期があります。カミさん、背が低いから目線が全然違うんです。同じ事をやっても見方や思いが違う事に気がつきました。同じ目線で見る事ってこんなにも難しい事なのかと分かった時ようやく謝る事が出来ましたね。こちらはカミさんの情にすがるしかありません。(笑)
Commented by antsuan at 2007-04-16 08:08
・hanacoさん、男って仕事や何かに夢中になると身勝手になっちゃう。それを分かってほしいなぁ。(笑) ホントちゃんと向き合う事が大切みたい。
Commented by antsuan at 2007-04-16 08:08
・anthonbergさん、男は逆の事を考える動物ではないのです。(笑)
日本人って言葉で相手を傷つけちゃいけないと思う事が多いですが、相手を傷つけまいとするなら、ちゃんと相手の気持ちを聞き出さなければいけないのですね。すぐキス出来る距離で話しをする理由が分かった気がします。
Commented by antsuan at 2007-04-16 08:09
・カソルラさん、マルチェロ・マストロヤンニやソフィア・ローレンみたいなイタリア人の生き方も素敵だと思うのですが、正直理解出来ないところもあります。夫婦関係も頼り切るのではなく、お互いを信頼し合う関係が一番うまく行くのでしょうかね。
えっ、ご主人が立派過ぎない? おかしいなぁ、この間街のおばさんの評判でスペイン一素敵なご主人だとの、ノロケを聞いたばかりのような気がするけど。(笑)