あんつぁんの風の吹くまま

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格差が無くなると、国家だけが金持ちになる


 自由主義を認めているのに資本主義と云うと顔をしかめる人がいる。格差の無い社会主義社会は庶民を不幸にすることを知っているのに、格差社会だと騒いでいるのには困ったものだ。問題にしなければならないのは官民格差であって、民民格差を云々いうべきではない。

 今はまさに「士農工商」の誤った格差社会に突き進んでいる。「士」ともいえる公務員はローリスクでミドルリターンだ。「商」、つまり大会社およびその労働者はミドルリスクでミドルリターンだろう、では、職人や農業漁業労働などの個人事業主は昔の「農工」と同様にハイリスクでローリターンとなっている。

 気が付いていると思うのだが、格差社会を無くそうとしているから、きつい仕事や危険な仕事につこうとする人がいなくなるのだ。よく考えれば、資本主義社会を充実させてハイリスク、ハイリターンのお金持ちを認め、お金を国家に貯めないようにすることこそが、国民を豊かにする近道だと云うことが分かるだろう。

 外国では無料で職業訓練学校に通えたり、充実した奨学金で大学に行けたりする。これこそが格差是正のための正しい手段だと思う。結果平等から機会平等へ移行することこそ、本当の意味の格差解消の手段ではないだろうか。
by antsuan | 2007-03-28 20:25 | 政治・経済 | Trackback | Comments(10)
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Commented by mitsuki at 2007-03-28 22:01 x
実は私が今通ってる学校も無償なので日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思います。
でも、行政としては無くす方向で動いてるので風当たりは厳しいです。
でも、生徒も失業保険目当てで通学する人も多いようなので、問題アリです。
その辺の実情は、いずれ現場からリポートするつもりです。
Commented by antsuan at 2007-03-28 23:03
・そういえばヘルパー資格取得の講習にも授業料が戻ってくる制度がありました。現場からのご報告、お待ちしております。
Commented by maron415 at 2007-03-28 23:18
<きつい仕事や危険な仕事につこうとする人>の給料が正当に払われていないということですかね。「楽して儲かる」のが一番いいという考え方からなのかな。
だから若い子は、○Kな仕事にはつきたがらない、または、そんなんやっとれるか、もっと楽して儲けたい…
で、そういう仕事は若い子はやりたがらないから、安くてすむ外国人を雇う方向なのかな(そのほうが企業は人件費が少なくてすむしね。)
で、結局自分の首、自分でしめている状態?
今のね、お金がないと上の学校に行けない状態はどうにかしてほしいかな。で、卒業するのを厳しくするの。(アメリカとかはそうじゃない?)
Commented by antsuan at 2007-03-28 23:32
・そうなんです、親がかりにするのを止めて奨学金制度を充実させればいいと思います。ついでに学歴や資格偏重ではなく腕前を基準にすれば、宮沢賢治みたいな人しか教師として残れなくなるし、格差社会万歳です。
Commented by seilonbenkei at 2007-03-29 00:32 x
公立学校が維持できないからと言ってどんどん閉校してますよね。
こういうのをどうにかしなきならないと思います。
お金がなければ、あるいは地方在住者は学ぶ機会を奪われるのでは、格差を作り出してると言ってもおかしくない気がします。
Commented by antsuan at 2007-03-29 06:23
・学ぶ機会の格差解消を機会平等というのですね。
ただ地域格差なんですが、日本は大げさ過ぎます。たとえば人口五万の逗子市には総合病院や市民病院がないので医療格差があるという。車で三十分以内には大病院が十近くもあるというのにですよ!こういう隣の芝生的な発想で格差を叫ぶのは止めるべきでしょう。
Commented by knaito57 at 2007-03-29 09:33
前の道路を候補カーが「格差社会をどーするこーする」と叫びながら行き交っています。ご指摘のように“格差”という言葉は人により立場によってさまざまに(好都合に)理解され、使われています。そう。格差そのものではなく、前提である平等感が問題なのですね。その点、土手社会は誰でも受け入れて、みんながそれぞれにハッピーなんです。(すでにバスを降りた人間の気楽な感想で失礼しました)
Commented by antsuan at 2007-03-29 12:36
・いやいやバスを降りたからって安心してはいけません。これからハイパーインフレにでもなれば、今までこつこつ貯めたお金や年金なんて、せいぜい百円玉の価値しかなくなるんですから。国を太らせないように目を光らせていなければいけないでしょう。
Commented by maron415 at 2007-03-29 13:05
人のコメの返事に対して何なんですが
四国のとある田舎町に住んでいますが、
例えば、うちの地区の市民病院はあんまり評判よくないからなくてもいいかなと思います。(それでも必要な人はいるかもしれません。)
ただ、その地域にそういう総合病院がそこしかない地域の病院まで、なくしたり、縮小したりするのは地域格差じゃないかと思います。
新生児医療でよく言われるのは、瀬戸大橋をこえるのとこえないのでこんなに医療に違いがあるのかという言葉です。
いわゆる大病院は採算のとれるところにしかできません。採算の取れないところは市民病院とか県病院が医療の中心となっているのです。
教育の場にもあると思います。
日本と言う国が地方を切り捨てているとしか思えないのです。
生意気なことを言ってすみません。
なお、私は医療従事者ではありませんので、あくまでも私の考えです。
Commented by antsuan at 2007-03-29 15:22
・教育も医療もがんじがらめの国の規制がありすぎるから地方に散らばらないのです。内科的医療のほとんどは看護師資格程度の知識があれば十分です。「今日の治療指針」という本が売られていますから患者の自己責任での治療を認めれば、それこそ外科、産科、小児科以外の医者は失業してしまうでしょう。 国は国のこと(国際関係)を考えるべきであって、地方は国をあてにしてはいけんのです。民間で出来ることは民間に任せたほうが格差は縮まるでしょう。