2007年 03月 19日
右と左
水道の蛇口なのですが、実に人間工学的には欠陥のあるレバーだと勝手に思っています。一つの操作でお湯と水を調節出来るもので、わが家でも仕事先でもあちこちに付いています。ところがこれをいつも逆に操作してしまうのです。
理由は、操作レバーに単に赤い色と青い色の印がついてあるだけで、どちらに回せばお湯になり、逆だと水が出るのかいつも迷ってしまうからです。私は、赤い色の部分が手前に来ればお湯が出て、青い部分が手前だと水が出るというのが、人間工学的に分かりやすい思考だと思っているのですが、どうやら違うようですね。実際は赤い色の方(左)に回すとお湯が出るようになっています。 それだったら赤い色をつけるだけでなく、"赤い色の矢印"にするのが人間工学的に正しいと信じて疑いません。外国では色弱の人に配慮して、色分けだけの印は殆どないと聞いていますが、日本ではまだまだ色分けだけの印が多過ぎます。 ところが困ったことに、昨日、横浜のみなとみらいのパシヒコ横浜展示場でやっていたボートショウを見に行った帰り、またまたやってしまいました、高速道路の行き先間違えを。これは首都高は、出口が右側にもあるのがいけないのだと強く主張したいのですが、同乗の子供たちは私を非難するばかり。助手席に座る者はナビゲイトする責任があると申しておるのに、肝心の分岐点に来るとすぐに返事をしないのですから困ったものです。 今回は、無事自宅に戻るにはベイブリッジを渡ってあのぐるぐる回る大黒ふ頭パーキングまで行って引き返す方法しかありません。まるで、月での遠心力を利用して地球に戻るアポロ十三号を操船しているような気分です(この事故の時にはテレビをつけっ放しでした)。次男も三男もはらはらドキドキ、もちろん運転している私もはらはらドキドキ。いくら後ろから警笛を鳴らされようが、分岐点ではブレーキを踏んで徐行運転をしました。間違えず、無事にまたベイブリッジを渡った時には歓声と云うか怒号と云うか、どよめきがおきました。 ネ、右も左も大した変わりはないじゃないですか。相変わらず、右左あんつぁん的ずっこけをやっております。
by antsuan
| 2007-03-19 16:09
| 自然・ブルーウォーター・競技
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Comments(8)
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maron415 at 2007-03-19 18:23
今まで気にしたことなかったのですが、確かにそうですね。
赤い印が手前のときは水、青い印が手前だとお湯 (そんなとこはじめてみました。) お湯と水の蛇口が別のとき、だいたい右が水で、左がお湯だからじゃないかなあ。その右にまわすと水で左にまわすとお湯というのは、 あんまり片側二車線以上の道は通りたくないです。どの車線にいればいいのか悩むから。
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antsuan at 2007-03-19 19:27
・人間工学と云う言葉は私が学生の頃には多いに流行って大学の学部名にも使われたものでした。 「便利」と「使いやすさ」は必ずしも一致していないと思っています。
私はお風呂場を掃除する時、カランの水を汲もうとしてシャワーの水を出してしまい、服を着たまま水を頭から被る、というのをたまにやります。
あれも紛らわしいですね。
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realutopia at 2007-03-19 22:21
我が家の洗面所はレバーを下げると給水なのですが、キッチンでは逆に、レバーを上げると給水なので、たまに間違えますね。温度調整はどちらもレバーを左にすると暖かくなり、右にすると冷たくなります。これは、レバー左いっぱい(=栓は右いっぱい)だと給湯器で設定した湯温そのままで、湯温を下げるためにレバーを右にして水を加えていく(=栓は左に回り、水が足される)という構造なのだと、解釈しています。
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antsuan at 2007-03-20 07:40
・やる、やる、やっちゃいますよね。で、自分はシャワーのホースをいつも下のほうにおいて防いでいるのですが、カミさんはいつも上にかけておくので、時々頭からかぶっちゃいます。('_;)
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antsuan at 2007-03-20 07:40
・水漏れを防ぐためには下に押すと水が留まる方が確実です。ですから台所のほうが人間工学的に正しいと思います。
わが家のカーナビゲイター、次男はレスポンスが遅くて使い物になりません!
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hana-abe at 2007-03-21 18:05
私も、昨日、ベイブリッジ渡っていました。時間は夜の8時半ごろですが。
東京のお友達のおうちに遊びに行って。私は、けっこう首都高得意ですよ~。がんばれ、あんつあんさん!by:hanaco 追伸:今日はとってもいいお天気でしたね。やはり、こうでなくちゃね、逗子は。
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antsuan at 2007-03-21 18:13
・私の運転が下手ではなく、助手席にいつも座る次男のナビゲイトが悪いんですぅ。
今日は朝早くから墓参り、それからヨットに乗りました。午後から南風になり天気に恵まれて良かったですね。 |
平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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