あんつぁんの風の吹くまま

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若者よ!


読売新聞の[編集手帳]を抜粋する。
 作詞家の川内康範さん(87)は北海道
 函館市の寺に生まれた。子供のころ、
 母親と一緒に布団を質屋に運んだことが
 あるという◆寺にはいろいろな供物が上
 がる。布団を質入れするような所帯のや
 りくりをしていても、母親は週に一度、
 コメなどを袋に詰め、路上生活者の集ま
 る場所にわが子を伴った◆「おまえは何
 も言わなくていいんだよ。黙って皆さん
 にお渡ししなさい」。もらう人に負担を
 感じさせない気遣いだろう。そのつど手
 渡す役を命じられたと、著書「生涯助っ
 人」(集英社)に書いている◆「おまえ
 もいつかは世の中の/傘になれよと教え
 てくれた・・・」。代表曲「おふくろさ
 ん」のなかには、いまも母親がいるのだ
 ろう。・・

 若者よ! 君たちの祖父母の時代には、まだまだ日本は貧しかったことを察して欲しい。日本の叙情歌を聴いてみれば容易にそれが分かると思う。そして貧しいながらも人々は「共存共栄、諸行無常、悉皆成仏、万霊平等」の精神(こころ)を身に付けてきたことを忘れないで欲しいのだ。
by antsuan | 2007-03-08 13:11 | 文学・教育・科学・医療 | Comments(4)
Commented by maron415 at 2007-03-09 00:36
この人ね、森進一さんとごたごたしてますが、
母のかわりでもある「おふくろさん」という歌を通して、自分の母を見ているのかな。で、母に申しわけないと思っているのかなと思いました。
お遍路の国四国では、こういうお話(お遍路さんへのお接待)よく聞きました。
って、私はまわったことないけどね。
Commented by antsuan at 2007-03-09 02:52
・森進一のことはおいといて(苦笑)、情報の遮断というか、隔たった教育のせいで、祖先の苦労話を伝えることをしなくなったように思うのです。苦労話をすると軍国主義だということになっちゃう、男が言うとね。
それと日本人は貧しくとも助け合いというものをやっていましたよね。もちろん、他の民族でも同じだったと思うのですが、日本人は仏教思想の中でそれが育まれて来たこともしっかり認識しなくてはいけないのじゃないかと考えています。
Commented by chiyoko1960 at 2007-03-11 10:43
はじめまして。子育て中の身です。この歌の詩だけでも、教科書に載せて親子教師で学べないか、と思っています。『情報の遮断というか、隔たった教育のせいで、祖先の苦労話を伝えることをしなくなったように思う』同感。私は、戦中派世代ジュニア、伝えてもらえて幸せです。
Commented by antsuan at 2007-03-11 14:50
・chiyoko1960さん、はじめまして。
ハンドルネームから察して私の家内と同じ年なのかなと思っています。私のことはカテゴリの素性を読んで下さい。あとネームカードにも少し書いてありますので、よろしくです。
>伝えてもらえて幸せです。
そういうふうに自覚出来る人は少ないですね。