あんつぁんの風の吹くまま

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あめ玉が溶けてしまった

 米国の原発開発を支援、米軍再編の移転費用を補助、イラク戦争への支援など、日本国民が平成の大不況に喘ぎ苦しんでいる時に、米国のたかりは留まるところを知らないかのように、これでもかこれでもかと陰に日なたに要求してくる。

 米国のたかりから逃れるべく、この状況を何とかしなくてはと思っているのは国民だけでなくもちろん政治家にも沢山いるのだが、これを解決する為には日米安保条約を見直す覚悟が必要なのであって、その勇気を持つものは極端に少なくなるのが現実だ。

 安保を見直すと云うことはそれとセットになっている日本国憲法をまず改正しなければならない。この逆の手順があり得ないのは侵略して下さいと云うようなものだからだ。世界はまだ法治社会にはなっていないことをよくよく頭に入れておく必要がある。

 小泉首相はイラク戦争の軍資金援助の為に三十三兆円もの米国国債を円高阻止の名目で買った。これは憲法改正に口を挟ませないようにするためのデッカイあめ玉だったのだ。このあめ玉が溶けて無くならないうちに憲法改正をしないと、横槍が入ってくる危険を知っていたから民主党との大連立をも持ちかけたのだが、民主党は小泉の真の愛国心を見抜けなかった。

 もう、あめ玉は溶けてしまったと云って間違いない。これから憲法改正をしようとすれば、チャイナだけでなく米国からも難癖をつけられ、日本国民の為に使う金をどんどんむしり取られていくであろう。そうなると日本国民はますます極右的になるか逆に左がかって混乱の度を極め、心の平和はますます遠ざかっていく。

 小泉前首相は平成の石原莞爾なのかも知れない。安倍内閣が近衛内閣に見えてきて気掛かりだ。
by antsuan | 2007-01-09 21:56 | 政治・経済 | Comments(0)