あんつぁんの風の吹くまま

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なだいなだの本

 アマゾンに注文していた、なだいなだの「民族という名の宗教」が届いたので一気に読んだ。なだいなだと右左あんつぁんとは共通点がいくつかある。一つは同じ双子座生まれということ。もう一つは湘南に住んでいること。だが何と云っても一番の共通点は、へそ曲がりを自認していることだろう。"我は少数派なり"を誇りにしてきたへそ曲がり同士だ。彼の云いたいことはすらすらとまでは行かないにしても大抵分かる。

 この本の第一章は「人間は集団を武器にした」という題だ。人間は肉体的武器を放棄して共同で狩りをする方法を思いついたから、どこでも生活が出来るようになったということらしい。面白いことに一夫一婦制は男が集団で行動するための妥協の産物であるらしいのだ。女(メス)を男(オス)同士で争っていたのではとても共同で狩りをすることは出来ないという考えだ。

 このことは文芸春秋特別版"ああ、結婚! おお、夫婦"にも似たようなことが書いてある。共同で狩りをするとき、弱いオスが不満を持たないようにするためにメスが「分配」されたということをデズモンド・モリスという人が云っているそうだ。日本でも平安時代までは女が強くて通い婚だった。それが武士の時代が近くなってくると父系社会になっていくのも似たような動機と云えるらしい。そして現代はと云うと、一夫一婦制が確立している社会ほど文明が発達していることからして「人間は集団を武器にした」の説は正しいと思う。
 
 文芸春秋特別版には、他にも「女の乳房や赤い唇は猿のお尻」とか「女は匂いで男を選ぶ」など、面白いことが書いてある。これについてはまた別の機会に載せることにしよう。
by antsuan | 2007-01-06 00:48 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(4)
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Commented by reiko_06sp at 2007-01-06 15:14
おもしろそうですね。匂いというのは重要だそうで、尾篭な話かもしれませんが、腕枕されて眠ると、生理周期が整うのだそうです。男性の腋の匂いがカギなんだそうですね。許容範囲ってのもありそうですけどねえ(笑)
うちは生理より「安眠」をチョイスしたいですが・・・・ ^^;
Commented by seilonbenkei at 2007-01-06 15:59 x
例えば動物がそうであるように、狩猟型は基本的には一人でも生きていけますが、農耕型は集団力がなければ生きていけませんね。よけいに妥協が必要だったのでしょうか。ふと楢山節考に嫁のいない次男が悶々とする場面を思い出しました。

>弱いオスが不満を持たないようにするためにメスが「分配」されたということを
人間の場合強い弱いは必ずしも腕力や生活力でなかったりしますよね。どう見たってダメ男なのに、なんであんなのに女がつくんだ?的な男ってけっこういません?ま、私もその一人なのですが。
私の場合は弱いということを武器にしてる強さなのでしょうか?(笑)

文藝春秋、立ち読みしたくなりました。

>うちは生理より「安眠」をチョイスしたいですが・・・・ ^^;
うちのカミさんと同じ意見だ!
Commented by antsuan at 2007-01-08 15:49
・レイコさん、すごく清潔好きのご主人がいるうちの親戚には子供がいません。いつも下着を放ったらかしにしている私がそのことをカミさんに話したらけっ飛ばされました。イテテ! 
Commented by antsuan at 2007-01-08 15:49
・セイロンベンケイさん、私などはますます弱い男になってきていますが、カミさんはちっとも優しくしてくれません、なぜなんだ!?