あんつぁんの風の吹くまま

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ブログが地球を救う

 情報通信技術(IT)は太古の昔からあった。それは烽火(のろし)であったり、太鼓を鳴らすことであったり、ほらを吹くことだったりした。しかしこの通信技術の方法では、情報は「敵が来た」とかの限定されたものしか伝えられなかった。その後は、手紙を届けるという人力による方法が普通の通信手段となり、電気が使われると、電信が電話になりインターネットになった。
 情報という点では、古代では壁画や石碑がその役を果たし、中世では絵画や立て看板、そして印刷技術の発明により本や新聞などが、近代ではラジオやテレビそしてファクスからついにはインターネットになった。
 日本は、電信を利用した最初の海戦である日本海海戦で劇的な勝利を収め、暗号を解読された太平洋戦争で壊滅的な敗北を喫した。このように通信と情報は社会を変える力を持っている。
 何が言いたいかというと、ITの融合はやはり革命なのだ。単に情報と通信手段が庶民的になったというだけでなく、それで人々の生活が変わってしまう技術であり、革命と認識すべきものなのだ。そんなことは分かり切っているという人も、実はその流れに流されてしまう危険をはらんでいる。今回の革命はその流れと早さにおいてまさに津波と変わらない。
 バブルが弾け、土地神話が崩れ、古い体質の大会社が潰れ、カリスマオーナーの不正が明らかになったのも、IT革命の力による。果たして今まで生きて来た我々も革命の波を乗り越えられるだろうか。それはこの革命の本質を見極められる者だけが出来る技であろう。しかし、そのことに関してはパソコン通信の電子掲示板からインターネットのブログの発展を見るにつけ楽観視している。
by antsuan | 2005-03-23 06:10 | 情報通信・パソコン | Trackback(1) | Comments(2)
Tracked from 不知夜丸の旅 at 2005-03-26 17:47
タイトル : ラジオとブログの接合点。
ラジオとネットは携帯電話で一体化できる。 すでに携帯電話の一部機種では、FMラジオの受信機能(やがては地上波デジタル放送も)とWeb機能(JIGなど、フルブラウザもあることですし)が同居しているわけ...... more
Commented by Captain at 2005-03-26 17:52 x
はじめまして。世の中、変なことに相変わらず喧しいですが、LドアとFSグループの合戦なんてことよりも、もっと多くの人にとって身近なこと、放送事業と通信事業の統合がどういう形で消費者に関わってくるかということに目を向けた方が、「よりたのしい、有益」だと私も、ITが社会へ浸透していくことをみるに思います。おっしゃられているように、株式の電子化によりカリスマオーナーは旧来の紙媒体でこそなしえた手法に行き詰まってしまったのでしょうね。
Commented by antsuan at 2005-03-27 05:54
Captainさん、おはようございます。
トラックバック、コメント有り難う御座います。
パソコンが普及して20年、情報化社会も大人になって来たようです。