あんつぁんの風の吹くまま

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円安、ドル安はグローバルスンダードの崩壊


 気が付かない人が多いようだが、ヨーロッパの通貨ユーロに対して、円もドルも安くなってきている。あたかも日本と米国は二十世紀の国だったというがごとき凋落ぶりなのだ。ユーロだけではない、英国のポンドに対しても、チャイナの元に対しても同様に弱含みなのだ。

 ある経済評論家によると、これはグローバルスタンダードの崩壊を意味するというのだ。ベルリンの壁の崩壊による社会主義経済の消滅から、混乱のヨーロッパを尻目に米国だけが勝利者のように振る舞い、一時は殆どドル本位制の資本主義経済がこれからの社会のように吹聴されてきたが、それはバブルだったという訳だ。

 世界経済においても、次世代は「地方の時代」の到来を見据えた対応が必要になってくる。しかし、円安は日本がこの問題の対応に遅れていると見られている証拠なのだ。では、イラク紛争においても米軍再編問題においても全く米国の言いなりとしか見做してもらえない主体性の無い日本は、本当に二十世紀までの国なのだろうか。

 日本人というのはそういうことに気が付くのは遅いが、気が付いた時の対応は早い。幸いに小泉首相が靖国神社参拝により、日本人の愛国心を目覚めさせてくれた。先頃、米国のブッシュ大統領は小泉首相への恩を忘れて、チャイナにおいて靖国参拝を批判した。北朝鮮問題が解決しないことからしても、そろそろ日米安全保障条約は賞味期限が来たと国民は悟り始めている。

 米国に楯突いたのは北朝鮮やチャイナが最初ではない。この日本が皮切り役を果たしたことを忘れてはいないだろうか。米国政府が、日本を打ちでの小槌のつもりで振りつづけるとしたら大間違いだ。核の傘だったら、チャイナやロシアは論外だが、英国やインドとの同盟関係を築けばよいのだ。

 国内経済にしても、バブル経済時のままの国家経費を元に戻すだけで、あっという間に国債発行の必要はなくなる。米国は日本からの資本が引き上げてしまったらガタガタになってしまう国なのだ。その替わりをチャイナに引き受けてもらおうと思っているらしいが、そのチャイナにしても日本からの投資が途絶えてしまったら息の根が止まる。

 本当のことをいうと、日本こそが二十一世紀のリーダーシップを担える国なのだが、その為には、今の日本の若者にその自覚を持たせることがどうしても必要になってくる。
by antsuan | 2006-12-15 18:03 | 政治・経済 | Comments(4)
Commented by saheizi-inokori at 2006-12-15 22:27
本当に若者よ、頼むぜといいたいですね。
Commented by antsuan at 2006-12-16 23:26
・風土に根付いた国民の血はそう簡単には替わらないし、外部の刺激を受ければ受けるほど色濃くなってくれるのではないかと期待しています。
Commented by realutopia at 2006-12-16 23:51
世界は狭くなったとはいえ、良くも悪くも島国根性は健在ですね。今の日本の教育ですと、リーダーは育ちそうもありません。
Commented by antsuan at 2006-12-17 00:55
・そうそうまともな教育を受けなかった若者の方が日本を担うような気がするのです。期待しすぎでしょうか。