あんつぁんの風の吹くまま

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養老孟司さんの政治家に期待する話し

 朝から政治家の後援会絡みで、養老孟司さんの話を聞いてきた。政治家に期待する事と題しての講演だったのだが、さすが理科系の学者の視点から見た世界観は分かりやすく面白かった。
 
 科学が発達して月に行く事が出来たとしても、ウイルス一つ創り出す事が出来ないのが人間なのだ。それなのに森や山を壊し、海を埋めて、自然の生き物を殺しまくっている。生き物を殺す事は取り返しの出来ない事をしたと云う意識をもう一度持ち直すべきであって、そう云う自然界との付き合いが希薄になると、想定外の事に対してパニックになり、自殺したり、人殺し(戦争)を起こしてしまうという事らいしい。幸いに日本人は自然と共生してきた歴史があって、米国のように暴力と石油にだけ頼って活きようとする新興国と一線を画する事が出来る。石油が無くなっても慌てない冷静に未来を見詰める事の出来る政治家になってほしいと話を結んでいた。
 
 ブログにも過去に何度か書いた事(科学は政治学なのだ) (政治と科学)があるけれども、政治家は科学に強くなければいけないとあらためて感じた次第だ。
by antsuan | 2006-12-01 23:00 | 文学・教育・科学・医療 | Comments(2)
Commented by mitsuki at 2006-12-02 23:47 x
養老先生のご著書を丁度読んでいる所でしたので、シンクロニシティを感じました。
確か養老先生も鎌倉出身で現在もお住まいでしたね。先生の講演をナマで聴けるというのは、かなり羨ましいです。
Commented by antsuan at 2006-12-03 23:50
・解剖学者のメスは冴えていました。死体は信じられる唯一の人間だそうです。(笑)