あんつぁんの風の吹くまま

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銀行の使命

 毎年年末になると、零細企業の経営者としては資金繰りに四苦八苦して銀行のお世話になるのですが、今年もその時期が近づいてきました。何時かは無借金経営をと、夢だけは持っていてもなかなか現実には厳しいものがあります。

 父が急死して右も左も分からないまま経営を担い、父と同じぐらい借金をこしらえながら、ここにコメントを下さるサカピさんや友人、親戚に助けられてこの未曾有のデフレーション時代を乗り越え何とかやりくりしていますが、しかし、困ったことにこちらが潰れる前に、頼りにしている銀行がどんどん整理縮小してしまっているのです。

 以前は、支店長に直接合って話をすればこちらの身になって助言してくれたものですが、今は、若い地区担当者が申請書類を預かって本部に伺いを立て、融資が可能かどうか返事をしてくれるだけになってしまいました。こうなると町の金融業者とちっとも変わらない訳でして、もう銀行の使命は終わったようなものです。

 それならばさっさとビック・バンを日本でもやってもらって、保険や証券業と一体化し、資金調達に多様性を持たせて欲しいと思っているところです。ジャスダックとか何とか、日本の新興企業を支援する雰囲気はありますが、零細企業が産業の発展に寄与してきたことは忘れ去られています。銀行の本来の使命に立ち返って、中小企業を支える気骨ある銀行の頭取はいないのでしょうか。
by antsuan | 2006-11-01 17:49 | 政治・経済 | Comments(0)