あんつぁんの風の吹くまま

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同和行政と云うまやかし

 関西大学に、大阪市の同和対策部次長、民政局総務部長、社会課長、市教育委員会同和教育指導室長が訪れ、公務肩書きの名刺を差し出し、受験生の番号と姓名を挙げて点数の如何に係わらず合格させよと強要した事件が起きました。昭和四十九年二月九日午後の事です。受験生は部落解放同盟のボスの身内でありました。大学は拒否しましたが、公然と大阪市当局が入試に干渉してくるほど、昔から同和行政は腐敗に満ちていたのです。

 それより少し前の事ですが自衛隊の教育隊にいた頃、近畿出身の同期兵が「部落のやつらは学校にドスを持ってきているから怖くて手が足せなかった」と言っていました。中学高校生の時から問答無用の世界に浸っていたことは容易に想像がつきます。思慮深い人々が彼らに優しく配慮した結果、ますます手が付けられなくなったということでしょう。

 報道によると、五年で八日間しか出勤しなかった奈良市の職員は、部落解放同盟の奈良市支部協議会の幹部だったそうです。もうここまで来ればヤクザと全く変わりません。市が脅かされ強請られていたということでしょう。差別の名の下に公金をくすねる卑劣な輩と、臭いものにフタをして来た市の責任者に対して厳しい処分を科すべきです。もっとも、こんなのは氷山の一角である事は皆さん先刻ご承知の事と思いますが。
by antsuan | 2006-10-23 23:05 | 政治・経済 | Trackback | Comments(6)
Commented by knaito57 at 2006-10-24 09:44
ごり押し粗暴集団による、積年のムチャクチャ、理不尽・横暴不条理な逆差別……罵りの言葉が重なってしまい文章になりません。(何だか“北”の構図と似てますね)ともかく漸くにしてその実態が“良識”の目にさらされる気運が高まりつつあるのは近年の快事、大阪市の勇気を称えたいです。
Commented by antsuan at 2006-10-24 23:05
もうこれ以上蓋をする事が出来なくなってしまったのでしょうね。しかし、まやかし行政が未だまだ続くかと思うと溜め息が出ます。
Commented by cazorla at 2006-10-25 07:06
その大学の問題の時期って 部落民名簿が出回って 問題になっていた時期ですね。 差別の問題ってほんとうに難しいです。 カナダの先住民の人たちの問題とか スペインはジプシー 差別と言われるのが怖くて 優遇しすぎる場合もあるし・・ 
Commented by antsuan at 2006-10-25 17:43
・差別に対応するのは本当に難しいことですが、差別された側として、日本人はそれにどうどうとぶつかっていった歴史あります。その誇りはどこへ行ってしまったのでしょうね。
Commented by gabefunyaa at 2006-10-27 17:24
兵庫県北部出身なのでこの手の話題になると腰が引けまくります。
原因はもちろん「八鹿高校事件」。
国鉄から見える田んぼの真中に『共産党は部落を開放しない』なる看板がでかでかと立っていた事を今だに覚えております。
その一方で私の同級生には被差別部落における上層階級出身者もおり、彼らはまっとうです。
すべての被差別部落出身者がゴロツキではないことにも注意を払っておかねばならないですよね。
Commented by antsuan at 2006-10-27 19:12
・日本人は諸外国の差別をはねのけて人格を磨いた歴史があります。さらに異教徒・異端者を虐殺・抹殺する概念も希薄です。大陸的「差別」の"反省"は、日本風土には不似合いであり、返って有害であるといえるのではないでしょうか。