あんつぁんの風の吹くまま

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今の平和な日本にしたのは誰か

         幼な子の 落ち葉拾ひつ 散歩かな

 今の平和な日本にしたのは誰かと問われれば、躊躇なくマッカーサー元帥と答えます。マッカーサー元帥は最後の騎士でした。いや米国人として初めてのそして最後の騎士といっていいかも知れません。それは騎兵隊の砦で生まれ育ったことと、スペインから奪ったフィリピンの統治者として長く君臨したことが、騎士道精神の確立に大きく関係していると思うのですが、彼の考えは「出てきた敵が敵」なのです。したがって、中共が進攻してきた朝鮮戦争を経験して、日本の太平洋戦争の立場を理解し、米国議会で「太平洋戦争は日本にとって防衛のための戦争だった」と証言したのです。

 あの戦争における日本の戦争責任を考察するならば、満州国設立までは国際的に容認される行為でありました。問題はその後です。国民党や中共勢力の挑発に乗って支那に進駐した軍隊を引き揚げず居座ったこと。これは侵略と言われても仕方がないことでありましょう。挑発に乗らず引き上げる勇気を持った者がいなかった。そこに武士道精神を持たない軍人官僚の限界を見るような気がします。

 進駐軍が米国ではなくロシアであったなら、ドイツ人が辛酸をなめたように日本人全員がシベリア抑留者と同じ運命を辿ったに違いありません。いや、米国であってもマッカーサー元帥でなかったら、今のような平和を謳歌することは無かったでしょう。

 武士道精神の復活なくして憲法第九条改正論議をするならば、また、同じ轍を踏むような気がしてなりません。
by antsuan | 2006-10-16 12:53 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback(1) | Comments(0)
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