あんつぁんの風の吹くまま

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不良債権とは何だったのか 日銀の責任

 小泉政権の経済閣僚の柱として持て囃された竹中平蔵総務大臣が、小泉内閣終了と同時に参議院議員も辞職する事を表明した。彼に対する評価はこれからいろいろなところで論議されるだろうけれども、個人的に云わせてもらえば、民間人のくせに権力を笠に着た強引な手法は、見ていて不愉快と云うか嫌悪感を抱いた。

 国は不良債権が減らない責任を民間銀行の所為にしたが、ここに不正がある。そもそもバブルを作った原因は、プラザ合意に基づき内需拡大のために、日銀が国内の銀行に対して不良債権が発生するほどの貸付をするように強引に指示を出した事によるものなのだ。従ってバブルが弾け、大量の不良債権が発生した責任は、銀行ではなく無理な貸付を指示した日銀にある。

 また、不良債券処理の一番簡単な方法は、銀行で焦げ付いた債券を日銀が買い取れば良い。それを小出しにやったのが、不良債券処理に失敗しデフレが長引いた原因である。おまけに、政府や大蔵省に積極的に協力していう事を聞いていた銀行や証券会社などを手の平を返すように真っ先に潰した。それが許せない。

 其処までやるんだったら、不良債権がどれほどあるのか未だにはっきりさせていない公的金融機関を潰す方が先だろう。これは公的金融機関に貸し剥がしにあった者の恨み節なのだ。
by antsuan | 2006-09-17 00:10 | 政治・経済 | Comments(4)
Commented by realutopia at 2006-09-17 00:40
バブル崩壊を価値観の変容と捉えるならば、ホリエモンのような経営者の登場や、不登校、ニート、激化する少年犯罪の問題なども、ある意味不良債権かもしれません。人間としての軸足をどこに置くべきか、それが教育からも社会からも抜け落ちてしまっているように思えます。
Commented by seilonbenkei at 2006-09-18 00:17
医療界を混乱させたのはこの人ですよねぇ。
Commented by antsuan at 2006-09-18 11:38
そういう不良債権もありますね。役人の機構もどうやら不良債権の範疇に入りそうです。思えば戦前の教育を受けたものが戦後の復興をし、戦後の教育を受けたものがバブルを造り、そして日本の社会をメタメタにしてしまった。最初からやり直した方がよさそうです。
Commented by antsuan at 2006-09-18 11:41
学者や役人は理論だけですからね。いい迷惑です。