あんつぁんの風の吹くまま

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旅行シーズンなんて誰が作ったの

 いよいよ始まりましたゴールデンウィーク。不景気だ、お金がないと云いながらも皆さん、今度は何処に行こうかと計画を立てて旅行しているようですね。わが家も子供がどこかへ連れて行けと言っておりますが、混んでいる時に行ってどうすると知らん顔をしております。

 しかし何時ごろからなんでしょうね。庶民が観光旅行なんてものを出来るようになったのは。やっぱり世の中が平和でないと出来ませんから日本では江戸時代からでしょう。お伊勢参りが一番の観光旅行だったようですね。大名の参勤交代は別として、雲助とか山賊とか多少危険な輩は居たのでしょうが、関所もあり結構治安は良かったようです。

 諸外国では何時ごろから何でしょうか。バカンスとかハネムーンなんていう旅行の習慣があったところを見るとだいぶ古そうですが、何時ごろからでしょうね。もともと大陸で陸続きな分けで道路も整備されていたようですし、キリスト教が欧州全体に行き渡った頃には庶民もあちこちに行っていたのではないかと思います。音楽を習いにドイツからイタリアへとか、もちろん交易目的の旅行は頻繁に行なわれていたはずですから、観光地なんてところもとっくにあったような気がするのですが、その辺がよく分かりません。

 一説に依ると、近年までつまりフランス革命が終了するまでは旅行は冒険であったといわれています。知らない土地へ護衛なしで行こうものならば、直ぐに略奪され身ぐるみはがされて殺されるのが落ちだったとか。言葉の通じない所へ行くのは決死の覚悟がいったそうです。よく考えれば、第一次大戦が始まるまでの欧州はその領地の貴族が日本の大名みたいに幅を利かせていて、国という単位が出来ていたとしても決して安定した安全が約束されていた訳ではなかったようです。つまりは、産業革命によって鉄道があちこちに繋がるようになってから観光旅行が一般的になったという事でしょうか。

 それが今では観光が唯一の産業なんていう国があるし、旅行に駆り立てる時代になってしまいましたなー。
by antsuan | 2005-05-02 05:57 | 身の回り・思い出 | Comments(0)