あんつぁんの風の吹くまま

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世界はまだ法治社会にはなっていない

 「世界はまだ法治社会になっていない」 平和ぼけと言われている日本人が不足している認識の最たるものはこの事ではないでしょうか。チャイナの裁判所が平和友好条約を結んで主権を認めているはずの日本の会社や著者に対して名誉棄損の賠償命令を出すような覇権主義、平和に対する脅威と云って戦争を始める英国や米国の横暴は世界がまだウエスタァンのような荒野である事を示しています。

 では自国のみが平和で法治国家であればいいのでしょうか。それで満足するにしても、北方領土や竹島、尖閣諸島などの領土問題はとっくに解決しておかねばなりません。現実の国際関係において、平和とか友好と云う関係も常に緊張を必要としているのです。

 近代までは、神や王による支配や束縛により治安が保たれていました。しかし今や民衆が神や王と対等になった結果、治安を保つのも民衆の仕事であり、その仕事と云うのが法治社会の構築なのです。我々民衆が、国際的法治社会を求める限り、それを否定している地域との戦いはけっして逃れる事が出来ないのです。平和を考えれば考えるほど、戦争を否定出来ない理由はここにあります。
by antsuan | 2006-08-24 13:25 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(2)
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Commented by mitsuki at 2006-08-25 07:25 x
紛争の解決手段として武力を行使しないことを憲法で定めた国が、日本の他には中米コスタリカ1ヶ国しか無いからいけないんだと思います。
せめてEUにもう一つぐらいあるといいのですけれど。
Commented by antsuan at 2006-08-25 12:31
日本の憲法9条の問題点は紛争を解決する手段として武力以外の手段を真剣に行使していないことにあります。もし武力以外の手段で、つまり平和裏に紛争を解決出来ることを証明出来たのならば諸外国もそれを見習うことでしょう。この憲法を掲げる国民として、世界を法治社会にならしめる重い使命を背負っているのだと思います。