あんつぁんの風の吹くまま

ブログトップ | ログイン

里親願望

 自分の子供に贅沢をさせるより、恵まれない子供を助けてあげたいと思う事がある。里親になってあげたい。足長おじさんになってあげたい。しかし、その勇気がない。お金を出すだけでそのかわりをやってくれるボランティア団体がある事も知っているが、暴力団の資金源にもなっている怪しげな寄付が横行している今の世の中、やはり顔の見えない寄付はしたくない。

 実は、平成の年号になってまもない頃に、死んだ父宛にエアメールが届きました。よれよれのレポート用紙に、男の人からか女の人からかも分からない、手書きで書かれた内容は英文だったので分かりませんでした。英語の出来る知人に翻訳してもらうと、どうやら中南米の女性からで、父がロータリークラブで海外旅行に行った際に名刺交換した人の関係者だったようです。内容は「内戦で国内の治安が悪くなり家族も行方不明になったのでスペインに逃げようとドミニカ共和国まで来たのだけれども旅費にも事欠いている有り様で200ドル郵便為替で送ってくれないか。」というものでした。診療放射線技師の資格を持っているからスペインでは何とか暮らしてゆけるとも書いてありましたが、借りたお金を返すつもりだとは書いてありませんでした。

 何しろ死んだ父宛に来た手紙なので無視してしまってもよかったのですが、ワラをも掴むつもりで書いてきたような気がして、迷った揚げ句、銀行為替にして送りました。偽の寄付要求だったかも知れません。

 返事は期待していませんでしたが、その後どうなったのか未だに気になっています。そういう難民は此の世にはまだまだ数多くいるのだと思うと、日本も一人ひとりがもう少し世界的視野にたった里親制度について考えても好いような気がするのです。
by antsuan | 2006-08-17 11:04 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(10)
Commented at 2006-08-17 13:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by antsuan at 2006-08-17 21:13
実は我が家も次男の私が家を継いでいますので、そのお気持ちすっごく分かります。でも、それだけ親戚から期待されているのですから、大変でしょうが頑張って下さいね。天皇家ではないけれど家を絶やさない伝統も文化の一つだと思います。また、そういう風習を受け継いでいくのも嫁の仕事ではないでしょうか。そうは言っても無理しないで義父母様に甘えてください。
Commented by saheizi-inokori at 2006-08-18 11:09
本当に気持ちだけユネスコに寄付したりはしていても・・目に見える形で何かしてあげたい。かつての部下の若者たちをご馳走している程度じゃダメですね。
アメリカなどは養子希望者がたくさんいるそうですが。
Commented by antsuan at 2006-08-18 15:02
「部下へのご馳走」の延長上に奉仕の気持ちがあるのだと思います。庶民的な福祉活動を昔は普通にやっていたような気がするのですが、今はそれをやり辛い世の中になってしまいました。
Commented by seilonbenkei at 2006-08-18 18:18
拙ブログにコメントをくださるのでお返しの義理コメをと思うものの、コメできる記事がおまへん(笑)
私は(正確にはカミさんが)国際飢餓対策という組織の里親制度にちょっとだけ協力しています。自己満足の域を出ないものですが、3ヶ月に一度くらい子どもから写真入で自筆の手紙が来ます。その子が小学校へ上がる前から始めて、今たしか5年生くらいと思います。手紙をもらうとなんとなくうれしいものです。
Commented by antsuan at 2006-08-18 19:52
こちらのブログに立ち寄って下さるだけで十分です。難しいコメントをもらっちゃうとこちらの頭が回らなくなります。(笑)
流石はセイロンベンケイさん、やっぱりおやりになっていましたか。この里親制度はなかなか好いと思いますよ。秋田にいる叔母もこの里親になっています。
Commented by realutopia at 2006-08-18 22:21
寄付といえば赤や緑の羽根募金だけの私ですが、里親制度には興味があり、調べてみようと思っていたところです。自分の人生さえままならないものがありますが、出来る事から始めます。
Commented by antsuan at 2006-08-19 16:35
赤い羽根は政府の福祉政策が不純である証拠のような気がするのです。身の回りの人も助けられないのに大それた考えなのですが、気持ちだけは前向きでいたいものです。
Commented by hana-abe at 2006-08-19 23:09
私も、小さな援助ですが、自分の子供といろいろ話しをしながら、何が出来るかな?と考え、国内外で起きている災害の義援金などで協力しています。スマトラ島沖地震とか、昨冬の大雪とか・・・。子供もテレビのニュースなどを見て、その悲惨さや大変さを子供なりに感じてるようです。私に出来る小さなことですが、こういう気持ちを子供と一緒に持ち続けたいです。
Commented by antsuan at 2006-08-19 23:52
小さな援助、草の根ボランティアに深い愛を感じます。私は遠くから祈る事だけしかしていませんが。