あんつぁんの風の吹くまま

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無意味な戦争ではなかった

  「勝者は敗者を背負わねばならない」
 戦艦ミズーリー号におけるポツダム宣言受諾の調印式、はっきり云えば大日本帝国降伏の調印式に、マックァサー元帥が演説した言葉なのだ。彼は神学において戦を語る此の世の最後の騎士だった。彼のいろいろな言動を知るに付け、そうとしか思えないのである。

 倒した相手が武士道精神を持つ国であった事は、彼にとって最高の名誉で幸せな事だったに違いない。逆の立場の日本としても同様である。日本はマックァサーに助けられた。戦争をする者はこの言葉を知っておくべきである。敗者を背負わねば、神の名において勝者とは云われない事を。

 しかしながら、"老兵"が去った後の戦いには、最早、騎士も武士も居ない。これが今もなお無意味な戦争をしている理由ではないだろうか。
by antsuan | 2006-08-11 13:33 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)