2006年 07月 24日
ピンポイント天気予報を信じない
朝からざんざん降りの雨なのに、逗子市の防災無線で花火大会は今夜予定通りやりますと放送していました。とても信じられませんでしたが、夜七時を過ぎると霧雨になり、肌寒かったのですが無事綺麗な花火が打ち上がりました。
この頃はピンポイント天気予報と云うものが商売になっていますので、きっと市当局はそれを利用して決行を判断したのでしょう。しかしながらこの防災無線と云うものが私は大嫌いなのです。防災時に防災無線が機能するなんて八十パーセント嘘だと思っているのですが、そのことは去年の五月にとっくに話をしているのでやめにしておきます。 今年の梅雨明けは蝉の鳴き声からして遅いような感じです。そして中東紛争はイスラエル軍のレバノン侵攻によっていよいよ泥沼化し、ますますベトナム戦争に似てきました。梅雨明けどころの問題ではなく、世界中に暗雲が立ちこめ始めています。米国は、石油市場を手中に収める事とイスラエル問題の解決を一遍にやろうとしているのです。そこで、米国はイラクを押さえればイランにも何処にでも睨みを利かせる事が出来ると考えたのでしょうが、まるで満州事変や日支事変を再現しているようなものです。 「嵐は治まります」と防災無線のようにいくら宣伝しても、ハリケーン・カトリーナを目の辺りにした国民や諸外国はもやは米国の勝利を信じるものはいないでしょう。肥えるのはオイルメジャーばかり、その他の産業は米国と英国では消滅してしまうに違いありません。これを後世の人々はなんと見るでしょうか。産業革命の終焉とでも称するのでしょうか。
by antsuan
| 2006-07-24 08:22
| 思想・瞑想・時代考証
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Comments(7)
Tracked
from 日日光進
at 2006-07-24 18:59
タイトル : またも ボタン一つで
米国がヒズボラ制圧にバンカーバスターをイスラエルに ヒズボラはレバノンの基地、地下30メートルに潜み、通常のイスラエルの空爆が収まると、塹壕からロケットを引き出し、イスラエルの都市に報復攻撃を銜えているそうで、イスラエル軍は地中深く貫通して、地下塹壕を炸裂破壊するバンカーバスターの提供を米政府に熱望していた。 ☞ レバノン攻撃 イスラエルに米国が精密爆弾 写真でもお判りのように、地表には大した傷痕を残さないようですが、それだけに地中深く、計り知れない衝撃波を起こすのは...... more
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saheizi-inokori at 2006-07-24 10:24
アフガニスタンの方もきな臭いですね。
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antsuan at 2006-07-24 12:33
アフガニスタン攻撃の時こそ、米国はイランとの国交正常化する絶好のチャンスだったのですが、あの時日本が間を取り持っていたらと、残念でなりません。
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realutopia at 2006-07-24 17:48
かつて当局の手先となり防災無線普及ビデオを作った私としては(笑
予算と立場の死守のために何かを作らなければならない人がたくさんいて、そこに群がるメーカーもたくさんあって(以下略 ところで私の住む地域では5月下旬にセミが鳴きました。 実は、夏はもう終わってしまったのかもしれません!
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antsuan at 2006-07-24 20:02
国は大金持ちだった、それはバブルだったけど。そう言えば、私の無線仲間の友人も防災無線の取り付けをやっていました。
ヒグラシばっかり鳴いています。秋かな??
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eaglei at 2006-07-26 05:37
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knaito57 at 2006-07-26 11:09
先日、暇つぶしに『タイタニック』を観直しました。デュカプリオのどこがいいのかわからないけどあのヒロインは“初対面”よりもよかった……あ、そういう話じゃなくて、氷山に衝突して「1〜2時間で沈没する」という情報が、「一斉に知らせるとパニックになるから」と、まず一等船客だけに伝えられるのです。“いざ!”というとき、防災情報が高速道路や超高層ビルなどでどれだけ役立つか心もとないです。
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antsuan at 2006-07-26 14:02
知っていますか?最近のケイタイはGPSが付いているので何かあった時には居所が分かるんです。それと夜は懐中電灯がわりにも使えるし、災害時の必需品です。防災無線なんかもういらないですよ。
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平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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