あんつぁんの風の吹くまま

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イランを甘く見たネオコン

 国連が非難決議を出して北朝鮮問題はひとまず落ち着いたようです。世界の警察的役割を自負している米国にとって、平和はその存在価値を否定してしまう事になるので悪党国家の存在が欠かせないのです。私の見るところ、北朝鮮問題を米国はチャイナに下駄を預けているように思います。日本の限定的経済制裁は最後通告になる訳でも無し、最も効果的な対抗処置であると思います。チャイナにとっては北朝鮮の扱い方を間違えると台湾問題が再燃しますから下駄を預けられる事は返って重荷になっているはずです。

 ところが、中東問題がかなり複雑になってきました。米国政権中枢部のネオコンの読み間違いによるものだと考えます。イランを甘く見過ぎたようです。イランはチャイナと違って曲がりなりにも民主主義国家です。それを米国は武力で持って核開発の阻止に乗り出そうとしています。その動きを察知したイランが中東の過激派に武器を渡してイスラエルを攻撃させているのです。

 もし、イスラエル軍にしろ米軍自身にしろ、ここでイランの核施設を攻撃したらベトナム戦争の北爆と同じ過ちを犯す事になります。何の解決にもなりません。しかし、ケネディ大統領を暗殺したジョンソン大統領と同じテキサス出身のブッシュは、愚かな選択をする可能性が十分にあります。

 その時の日本の政府の対応はどうなるのでしょうか。非常に難しい舵取りを迫られるようです。
by antsuan | 2006-07-16 23:34 | 政治・経済 | Comments(2)
Commented by realutopia at 2006-07-17 11:35
悪役が必要なのはプロレスもハリウッド映画も同じですね。
「世界の警察」は、自らの行いを反省することはないのでしょうか?
Commented by antsuan at 2006-07-17 20:10
昔の西部劇では正々堂々としていたのが保安官だったのに、この頃の保安官は汚い手ばかり使っていますね。いつになったら反省するのやら。