2006年 05月 17日
民主党は時代遅れの党になってしまったのか
『政界再編 政権奪取が前提』 こういう見出しで前原前民主党代表が読売新聞のコラムに意見を述べている。やはり彼は木を見て森を見ていなかった気がする。
先の総選挙で、自民党は生まれ変わって民主党よりの立場を鮮明にしたのだから、民主党は胸を張って堂々と自民党との連立を申し出るべきだったと思う。国民のためを考えれば、政権をとり民主党の公約・政策を実行することよりも、憲法改正を実現することの方が先ではないのか。日本は民主国家というけれども、国家が統一されてから今に至るまで、国民自らの力で一度も憲法を制定どころか改正すらしていないのだ。 考えてみてほしい、民主党的になった自民党に対立するということは、古い自民党の体質を受け継ぐことにほかならない。民主党はこのことを真剣に理解し危機意識を持たなければ政権奪取どころか社会党の二の舞いになるだろう。小沢新代表が、創価学会とコソコソ何かやっているのが気掛かりだ。
by antsuan
| 2006-05-17 17:54
| 政治・経済
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Comments(2)
例えば死刑制度ですが、ヨーロッパではほとんどの国が残虐な刑罰として死刑を廃止してますし、日本国憲法でも第三十六条で禁止しているのですが、マトモな市民感覚の持ち主で、日本の死刑制度に反対している人を私は見たことがありません。
死刑は何ら犯罪抑止力にならなくても、凶悪犯罪を犯した人には死を持って償わせなくては国民感情が許さない。もちろん死刑になるような事をする人がいなくなれば一番良いのですが、それもアリエナイ話なので、私も死刑制度はあったほうが良いと思います。 もしヨーロッパが日本は死刑制度がある残酷で野蛮な国だというのなら、外国人に向けての生殺与奪権である交戦権も放棄するべきなのですが、それが文化の違いなのでしょう。 民主主義とか憲法というと、いまいちピンとこないので、身近な問題である刑法について考えてみました。
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antsuan at 2006-05-18 17:43
〈人種差別のある平和を認めない〉http://antsuan.exblog.jp/1063991/にも書いたように、市民とされる人間の範疇が世界的に不変ではないということが問題です。確かに民主主義とか憲法とか云っても人間を人間扱いしない国や民族がまだまだあちこちに存在していては私もあまり意味はないように思えます。
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平成15年(西暦2005年)3月開設
世の中、理不尽なことが多すぎます。それが普通の世界だということがようやく分かってきました。しかし人間として生きるためには獣のように本能に心をゆだねるのではなく、精神をしっかり持たねばなりません。「健全なる肉体に健全なる精神を宿らしめよ」を自戒の言葉に、右左あんつぁん(東北弁で臍曲がりなこと)の本領を発揮して、いろいろ書いてみたいと思います。どうぞ宜しく。
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