あんつぁんの風の吹くまま

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自主独立国家としての憲法を考える

 家庭サービスに気を遣いすぎていたせいか、憲法記念日について考えるのを忘れていました。勿論、我が家でも日の丸を旗日に揚げるのはとっくの昔に止めにしていますが、国民の休日なんて意味不明の祝日を作ってしまったせいで、旗日の意味合いが薄れてしまったのではないでしょうか。これも歴史を振り返らせない為の陰謀かも知れません。

 と冗談はさておき、やはり民主主義国家を標榜する以上、憲法制定は大きな意義を持っているはずです。しかし、この頃はやや考えが変わってきました。それはいろいろなところで言われているように、また議論されているように、現在の日本国憲法は主権者である国民の直接の承認を得ていないものだからです。いわゆるお仕着せ憲法であり、市民が自らの力で勝ち取った憲法ではないからです。そんな憲法を祝う価値があるのか疑問に感ずるのです。

 今の憲法が悪い憲法だと言っているわけではありません。それどころか、敗戦国日本の復興の源になったのがこの憲法だと思っています。しかし、国際社会の表舞台に否応なく立たされた今、日本国民が民主主義を声高に叫ぶ為には、現憲法はもはや時代にそぐわなくなって来ています。

 多くの国民が承知しているように、現憲法は日米安保条約とセットになって初めて有効なものなのです。しかし東西冷戦がベルリンの壁の崩壊により終結し、さらには戦勝国以上の発展を遂げた日本において、憲法は重要な部分で全く適合できなくなって来てしまっています。つまり、これからの日本は日米安保条約と切り離した、独自の憲法を制定する時が来ているのです。
 
 これにはかなりの責任を伴いますが、自主独立国家を望むのであれば、その責任は当然甘受すべきものであります。今の日本に欠けている最大なものは国民自身による憲法の制定です。国民自らが憲法を改正しないかぎり、民主主義国家であると胸を張って言うことは出来ないのです。米国の属国に甘んじていなければならないのはその所為なのです。
by antsuan | 2006-05-08 12:36 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(3)
Commented by セイロンベンケイ at 2006-05-08 13:09 x
先ほどは拙ブログにおいでくださりありがとうございました。
この「あんつぁんの風の吹くまま」は、2005年3月分を読ませていただいただけですが、とてもおもしろいと感じています。さっそくお気に入りに入れさせていただきましたが、もしよろしければ、拙ブログにリンク貼らせていただきたいのですが、いかがでしょうか。本記事「自主独立国家としての憲法を考える」というようなレベルの高い投稿は私にはできませんが、紹介することなら可能かと。
Commented by antsuan at 2006-05-08 14:17
セイロンベンケイさん、早速お越し下さり有り難う御座います。リンクして下さるとのこと、感謝いたします。こちらもリンクを張らしていただきます。
Commented by セイロンベンケイ at 2006-05-09 08:05 x
相互リンクありがとうございます。antsuanさんはいろいろな分野に明るそうですね。教えていただくことも多いかと思います。今後ともよろしくお願いします。