あんつぁんの風の吹くまま

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公務員が多すぎる

 公務員の数のことを云うと、外国でも同じぐらいの公務員がいると行政側は反論しますが、はっきり云って日本には隠れ公務員がごまんといます。前にも書きましたが、昔は大学出のサラリーマンはホンの少ししか居なかったのです。だからエリート(選ばれし者)と言って差し支えありませんでした。しかし今や、民間にも公務員と同じ仕事をやれるサラリーマンが普通にいます。

 株式会社の経営者も、だんだんと出資者ではなくなり高級官僚と変わらなくなりました。つまりざっくり言ってしまえば、民間のサラリーマン労働者は隠れ公務員なのです。ですから日本には本当の資本家がいないのです。

 しかし、それで良かったのです。それこそが理想の社会主義国家の形態なのであり、日本が繁栄した原因でもある訳です。なぜならば、勤勉なサラリーマン労働者の日本人は、株式会社日本国の出資者でもあったのです。銀行になけなしの給料を預けると云うことは、とりもなおさず日本国に出資していることであり、銀行預金の利息は株式会社日本国の配当金でもあったのです。

 ところがそうやって増やしていった株式会社日本国の資本金を、取締役や幹部、つまり政治家や官僚が、ヤクザへのみかじめ料の如く米国に捧げ、ついでに自分たちの福利厚生を手厚くして、見事に食潰してしまったのです。そしていまや株式会社日本国の資本金は殆ど無くなっているのにも係わらず、彼らの特権は昔のままかそれ以上に強化され、退職金は実質二重支給の大盤振る舞いであることは、先の国会で民主党の浅尾慶一郎参議院議員が指摘した通りです。

 これからの日本が今までのような理想的社会主義国家に戻るにせよ、あるいは本当の資本主義社会に溶け込むにせよ、無駄な経費をバッサリと切り落とさなければなりません。役目の終えた部門や足を引っ張っている支店を統廃合し、組織を再編することによって、サラリーマン労働者は自営業者のように能力を発揮することが出来るのです。
by antsuan | 2006-04-13 16:56 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(3)
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Commented by namuko06 at 2006-04-13 20:05
池田勇人の「所得倍増」時代は、製造業が活躍した。田中角栄の「日本列島改造」時代は、土木・建設業が活躍した。一方、バブル期は、不動産・情報産業が台頭してきた。バブル崩壊後、規制緩和に乗じて金融業が形を変えながらふくれあがってきている。こうやってみると、モノ作りから、情報・金を動かす仕事へとシフトしてきているように思える。よりよいモノを作ろうとするならば、機械と人を効果的に働かせることが重要だが、情報と金は、効率よく動かさないと利益は得られない。
 これからの日本は、もう一度モノ作りに目覚めるべきだと思う。ロボット、アニメ、ゲーム、自動車、医療などなど。世界に誇れるものはたくさんあるはずだ。それらモノ作り産業を支える労働者は、効果的に能力を発揮する場が必要だ。それは、どのような場なのか。ゆっくりと考えてみようと思う。
Commented by saheizi-inokori at 2006-04-14 11:39
右肩上がりのときは現場が拡大していったからそれをサポートする管理部門も拡大していっても問題はなかった。それが状況が変わっても相変わらず団塊世代対応もあり拡大し続けてきたから、現場と遊離して官僚化が益々進んだのでしょう。最近の内部統制などの潮流は更に総務経理監査などの管理部門の強化につながりそうです。
Commented by antsuan at 2006-04-14 19:01
バブル崩壊に因るデフレは第二の敗戦だと思うのです。今こそ似非為政者から民主主義を勝ち取り、国民一人ひとりが事業主として社会を運営していく、強い意識改革が必要ではないでしょうか。