あんつぁんの風の吹くまま

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日本の医療がダメになる

 法律ではなく、行政裁量権での決まりや約束をころころ変えて、UFJ銀行やダイエーを潰しにかかった汚い手口を見てきているので、いずれ民間の医療業界も同様に潰しにかかってくるなとは感じていましたが、案の定、今度の医療費改定は今までの約束事に手の平を返した汚い手口を使ってきました。

 と言うのも、厚生労働省は病院が多いから社会的入院が減らないのだと勝手に決めつけ、いろいろな餌をぶら下げて、民間の医療機関を一般病院から療養型の病院へ誘導してきたのですが、今度はその行政の指導に従った療養型の病院を潰す作業に取り掛かってきたと云う訳です。

 療養型の病院は医療の範疇ではなく、介護の部類に入るから健康保険の診療報酬をやらないと言い出したのです。つまり保険医療機関の認定をしないと云う事です。お分かりのように法律で決めるのではなく行政裁量権を使った汚い手口です。認定を受けられなくなったら潰れる他はありません。しかも、特別会計を食い物にしている赤字垂れ流しの国立系病院はそのままにしておいて、税金を払っている民間病院を潰そうと云うのです。

 正直者が馬鹿を見るような事をやったら、その怨みは何千倍にもなる事を思い知るでしょう。しかし、その巻き添えを食うのは国民です。お産にも終末医療にも立ち会わない公的医療機関しか残らない、そのような倫理なき医療が蔓延するようなことは是が非でも食い止めなければなりません。

 自己責任で経営している民間医療機関こそ、市民の健康を願っている本当の地域医療を実践している組織なのです。急性期医療を謳い文句にしている国立系病院は市民の命を預けるに値しない病院である事を今すぐにでも気が付いて欲しいと願わずにはいられません。
by antsuan | 2006-03-29 17:40 | 文学・教育・科学・医療 | Comments(0)