あんつぁんの風の吹くまま

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民意を誘導するもの

 皇室典範改正問題では、有識者会議の前に内閣府が勉強会を開いていて、シナリオが作られていた事が明らかにされました。やっぱりという感じです。それが悪い訳ではないと思います。行政の仕事の一つでしょう。問題は有識者会議と言う諮問委員会が、そのシナリオに添った形で答申するように誘導されている事です。公聴会でも、パブリックコメントでも全く同じじゃないですか、ただのガス抜きに使われています。

 特に今回問題にしなければいけないのは、国民の民意に添った形の答申であると強調されている事です。限られた情報しか伝えられていないところの民主主義は誤った結論を出しやすい。それは歴史が証明されています。

 それを防ぐには、今回のようなすっぱ抜きをするマスコミの良識が必要となってきます。しかし、裏返して云えばマスコミの民意を誘導する力も権力そのものなのです。その事を認識していないと国民は責任だけを負わされてしまいます。
by antsuan | 2006-02-17 19:56 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)