あんつぁんの風の吹くまま

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大震災の教訓から何も学んでいなかった

 今から十一年前の阪神淡路大震災があった時の自分を思い出してみました。朝早くだったので、ラジオで地震の一報を聴き、テレビのスイッチをひねったのを覚えています。ようやく明るくなってきた街のあちこちから黒い煙が立ち上っている映像を見て、これは関東大震災と同じ規模だと直感しました。

 考えてみれば、あの時倒壊した建築物の殆どが強度偽装の手抜きによるものだった訳です。当時からそれを指摘する声が上がっていましたが、災害救助の行政側の不手際もあって、天災を声高に叫び、責任逃れをすることが出来たのでした。

 しかし、似たような話しは何処にでもあって、医療業界もこの間の報道にもあったように医療事故報告の殆どが民間病院からで、国公立系病院の事故は殆ど伏せられているようです。つまりは知らぬが仏で、医療技術不足擬装は公的な医療機関ほど深く浸透しているのです。

 しかも強度計算専門の建築設計士が裏方で冷遇されているように、医療業界も医療技術者の活躍がなければ今の医師は何も出来ないのに、彼ら裏方は冷遇されているのです。

 その根本においては、体制の腐敗が突き進んでいることにあるのですが、これを改めるには政権交代ぐらいでは決して済む問題ではなく、憲法改正により、三権分立をもっと厳しく監視する体制を作る必要があるように思うのです。
by antsuan | 2006-01-17 17:22 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)
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