あんつぁんの風の吹くまま

ブログトップ | ログイン

利権と政治の腐敗

 日本海側はものすごい大雪で生活にも支障が出るほど、この冬は記録的な寒さのようです。しかし、考えてみるとこの雪こそが日本の貴重な資源と云えるのではないでしょうか。アジア大陸やアフリカ大陸では大きな湖が消滅するほど水資源の枯渇が進んでいます。北米でも同じように湖沼の消滅が進んでいるようです。アラブの王様が来日した時、雨のことを神の恵みと言っていました。本当にそうだと思います。

 話は変わりますが、この暮から正月にかけて読んだ「ケネディを殺した副大統領BLOOD,MONEY&POWER (HOW L.B.J.KILLEDJ.F.K)」には、石油資源の利権による政治との癒着が大統領暗殺のきっかけのように書いてありました。利権はどうしても独裁主義を生むようです。この本は、ケネディ大統領暗殺についてかなりの部分は的を射ているようです。しかし、まだ何か秘密が隠されているような気がします。というのも、もう一人の狙撃者、つまりケネディ大統領の頭をぶち抜いた弾を打った人物が特定されていないことです。この狙撃者は利権にからむテキサスのボスの息が掛かっていたのでしょうか。

 当時において、ケネディ大統領が死んで得するのは副大統領だけではなかったのです。FBIのフーバー長官もその一人。彼はケネディ大統領が再選されたら解任される運命にあったのです。彼は大統領を含む政治家のプライバシーを長官の地位を利用して調べ上げ自分を解任させないようにしていたのです。そのようにFBIを私物化していたフーバー長官をジョン・F・ケネディや大統領候補として暗殺されたロバート・ケネディは毛嫌いしていました。つまりフーバー長官とジョンソン副大統領は利害関係が一致していたと見るのが自然です。

 昨年、ウォーターゲート事件の内部告発者ディープスロートがFBIの副官だったことが明らかになりました。ニクソンの大統領としての息の根を止めたのはFBIの陰謀だった訳です。遡って考えて、司法の番人であるFBIのボスとしてアンタッチャブルな存在だったフーバー長官が大統領暗殺を企てても全く不思議でも何でもありません。それどころか元司法長官のロバート・ケネディ大統領候補を暗殺したことにも合点が行きます。
 
 治安当局がからんでいない限り、大統領暗殺を闇に葬ることは不可能だと考えています。今なお真相が明らかにされないのは、副大統領周辺の個人的陰謀ではないと云う事実を指していると思うのです。

 利権と政治の腐敗、昔から繰り返されてきたこの連鎖を防ぐ手段が民主主義なのですが、それは暗殺と云う方法によって簡単に断ち切られてしまうものなのです。
by antsuan | 2006-01-05 18:21 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)