あんつぁんの風の吹くまま

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風刺にも余裕な小泉総理

 読売新聞で、かわにしよしとさんの一コマ漫画が面白い。思わずニヤッと笑ってしまいます。風刺が問題点の的を射ているのです。chaotzuさんの「当面の米国産牛肉の普及広報について(未定稿)」も落つに茶化していて面白いです。

 ところで、実は小泉首相も結構こういう人を食ったような事をやる、今までに無いタイプの政治家です。真面目とも冗談ともつかない事を非公式の場で言って周りを慌てさせる。はじめはなんて軽い無責任な発言かと思っていましたが、どうやらそれは小泉総理一流の策略だと思うようになってきました。

 つまり、そう言う問題発言をして世間や相手の動きを伺っているのではないかと思うのです。さらに言い出しておいてなかなかやらない。佐々木小次郎を焦らす武蔵のようにしたたかな作戦です。世間や米国の大統領、チャイナの共産党政権に対してもこの作戦を使って相手をかき混ぜているみたいです。

 ついこの間も民主党に大連立を持ちかけたりして反応を伺っています。それを真面目に受け取って民主党は大騒ぎをしている。小泉総理にとってはどちらに転んでもよいわけです。余裕で騒ぎがどうなるか見定めている。本当にしたたかな政治家です。大政治家と云っていいと思います。日本にもようやく大物の強面のする政治家が育ってきました。嬉しいですね。

 民主党の前原代表も小泉総理のこういうジャブを軽く受け流せるようにならないと、とても政権奪取とは行かないでしょう。たとえば「九十九パーセント大連立は無い」と云うのではなく、「私を総理にしてくれたら連立を組みましょう」とかいう言い方で逃げる方法を学んで欲しいものです。
 
 また、野党は政党として、特に外交面では国政を固めて行く役目があります。その辺の認識の問題についてはまたの機会に書きたいと思います。
by antsuan | 2005-12-18 15:15 | 思想・瞑想・時代考証 | Comments(0)