あんつぁんの風の吹くまま

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「独裁的指導者=極悪人」という概念を見直すべきである

この記事は、
を題名を変えて掲載したものです。



 「インテリジェンス」と「インフォメーション」、両方とも日本語では「情報」と訳していますが、本質的にはかなり違っているものであることが分かり始めました。


 情報通信技術(IT)が発達した現代においては、「インテリジェンス」を「情報工作」と訳したほうが、我々日本人には理解しやすいと思います。そして、「インフォメーション」は「お知らせ」とか「信号」といったものであります。


 このブログで何度も書いている「プラハの春」は、もう約半世紀前のことになってしまいましたが、ソ連は軍事介入した際に「インテリジェンス」に失敗して、民主化運動を潰した証拠を自由主義社会にも広めてしまい、世界的批判を浴びることになりました。


 その時の情報発信基地は、現地駐在の日本商社であったことや、テレタイプの技術が後のインターネット通信網の発展するきっかけになったことも、前に何度かこのブログに書きました。


 では、「アラブの春」の時のインテリジェンスはどうだったのでしょう。


 我々日本人がマスメディアから受け取った情報によれば、「アラブの春」はアラブ諸国の独裁者に対する自然発生的な民主化運動だったことになっています。


 これこそ、インテリジェンス、いわゆる情報工作が成功した例といえます。


 『独裁者はすべて悪者』という印象を庶民に植え付けておいて、人工芝市民運動、即ちサクラを使った「やらせ」の市民運動を起こし、それが本当の市民運動であるかのように、御用マスメディアを使って世界に発信し、NATO軍による軍事介入を正当化して、国民が幸せに暮らしていたアラブの国を潰したのです。


 そして悲しいことに、そういう真実を口にした人物は、次々と不審な死を遂げているのです。いまや、デジタル化した情報は、情報機関のインテリジェンスにより、簡単に工作することが出来ます。しかし、アナログ的な人の口を塞ぐには暗殺するしか、未だに手段がないということでしょう。


 グローバルな世界は、"善悪"ではなく、"利権"で動いています。それと対照的にナショナリズム、民族主義あるいは国家主義というものは、善悪(法律)で動きます。


 鎖国を解いた日本は、グローバルな利権社会の荒海に身を投げ出しましたが、大和魂と武士道精神により、天皇を中心として国家が一丸となることに成功し、なんとか利権の亡者から日本民族を守ってきました。あの時代では、帝国主義によらなければ、民族を守ることは出来なかったのです。


 現在に戻り、ロシアの独裁的指導者プーチン大統領も、西側のインテリジェンスを察知し、それを逆手にとって、クリミヤ半島やシリア、イラクなどに堂々と軍事介入しています。


 大福祉国家だったリビアを潰したのがNATO軍であり、国民が信奉していた独裁的指導者カダフィ大佐を殺害したのが、西側情報機関の工作員であることを見抜いた、同じ独裁的指導者のプーチンが防衛するのは当然のことといえます。


 また、ドイツやフランスなどの欧州でテロが頻発している理由は、先に述べたように、平和だったアラブ諸国を潰したのがNATO軍だからです。国を潰された、真実を知っている民族が黙っているでしょうか。


 米国も欧州諸国も国家としての存続意味がほとんどなくなってきました。彼らは善悪(法律)より、グローバルな超巨大資本家による利権に操られているからです。


 我が国も、今のうちに、庶民がインテリジェンスを身に付けておかないと、アラブ諸国のように消滅してしまうことでしょう。



 [ かんしゃくを起こすと、友人を失う  嘘をつくと、自分自身を失う ]
by antsuan | 2016-10-25 08:31 | 情報通信・パソコン | Trackback | Comments(2)
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Commented by mimizu-clone at 2016-10-25 23:45
ひさびさの力作記事ですね。
最近、目は大丈夫なのですか?

よくわかりませんが、平和は独裁下でしか成立しないような気もします。
あんつあぁんがよく言うキリスト教国家は、神の名による独裁でしょう?
神の国を作るために争うのは、大義名分が立つのかもしれません。

週末、映画「シンゴジラ」を観てきました。
正確には覚えていませんが、「国家というものは未来を見るものだ」というようなセリフがありました。
どんな未来を見るかで、今現在における平和の定義は変わるのかもしれませんね。
Commented by antsuan at 2016-10-27 07:14
・「真実」こそ、未来を見るための羅針盤だと思います。
そうですね。キリスト教国家は神の名による独裁だと、私も思います。