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村上春樹と大江健三郎、時代を遡って三島由紀夫と川端康成の人物像を考える。(その二)

 前回述べたように、ノーベル賞選考にはかなり如何わしいものがあります。ですから、村上春樹はもうノーベル文学賞受賞にはこだわっていないでしょう。
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 ノーベル文学賞のいかがわしさは第一回の受賞の時からであって、候補に上がっていた、当時世界の誰もが認める文豪であったロシアのトルストイが落選しています。

 ですから、逆に大江健三郎が受賞したことについても、政治的裏があると見て間違いないでしょう。彼は、トルストイとおんなじに反戦平和主義者といわれておりますが、戦前の日本を否定したその欺瞞性を江藤淳から批判されているように、ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)の推進者でもあります。

 さらに、日本人で最初にノーベル文学賞を受賞した川端康成は、「三島由紀夫が若過ぎたために代わりに自分が受賞したのだ」と、述べていますが、三島は戦前の日本を礼賛し過ぎていたことが、落選した理由と思われます。

 敢えて個人的見解を言えば、三島由紀夫は「憂国の情」という愛国者の仮面を着けた文士であったのに対して、大江健三郎は、反戦平和主義思想家という仮面を被った、米国情報機関の協力者であるからこそ、受賞したと云えます。


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by antsuan | 2016-05-26 07:02 | 文学・教育・科学・医療 | Trackback | Comments(0)
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