あんつぁんの風の吹くまま

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都電があった頃の東京を知っていますか

 朝方は雨が降っていましたが、出勤する頃には止んで、傘のかぶった富士山を見通す事が出来ました。いつかこのブログにも富士山の写真を載せようと思います。

 西岸良平さんの漫画『三丁目の夕日』を題材にした映画が人気を呼んでいるようです。昭和三十年代の夢があった東京を舞台にしたもののようですが、丁度その頃私も福島から上京してきたので同じように懐かしさを感じます。我々は自嘲気味に東京の田舎っぺと云っていましたが、戦災でほとんど焼け野原になった東京に住んでいるのは、本当は大部分が田舎から出てきた人たちなのです。

 地下鉄銀座線の今は「表参道」と云われている、以前は「神宮前」だった駅の側に従兄弟が住んでいたので、たまに遊びに行っていたのですが、モデルガンで遊んでいたり、エレキギターでスプートニクスまがいの曲を鳴らしたり、もちろん映画はロードショウばかりを観ている生活をすごくまぶしく感じたものです。

 しかし、都電の線路が無くなって、急速にモータリゼーションが押し寄せてきた東京は、やはり人の住むところではないように思えてなりません。一年ほど前に、従兄弟が住んでいた青山に行ってみたのですが、高級ブティック店が並んでいて昔の面影はさっぱりありませんでした。

 今、都会に住んでいる人たちは週末になると自然環境を求めて、ここ三浦半島辺りにやってきます。それを当て込んだ店もちらほら見える観光地なのですが、そういう都会の人たちの便利さを満足させるために道路を拡張している昨今を見ると、都電の無くなった青山通りを思い出して悲しくなってきます。
by antsuan | 2005-11-12 11:18 | 身の回り・思い出 | Comments(2)
Commented by falls_niagara at 2005-11-26 18:00
幼いころ青山方面に通っていましたが、都電は既になく、都バスでした。でも、まだ青い都バスだった頃がありました。すぐに少しだけ黄色くなって(評判が悪かったようで)すぐに緑?になりましたが。カナダに来て、都バスの形も正確に思い出せなくなりましたが、昔25年間の青山は結構思い出せます。
Commented by antsuan at 2005-11-27 19:35
falls_niagaraさん、大都会の東京でも青山は比較的緑が一杯あったような気がします。黄色い色の地下鉄銀座線は駅につく前に一瞬明かりが消えて非常灯になったのですが、そんな時代の青山を知っている人は少なくなってしまったようです。