あんつぁんの風の吹くまま

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死語になった「乱文乱筆をお赦し下さい」

 明治生まれの学者は、大抵の人が文才もあり達筆だったと思うのですが、医学部の教授をしていた祖父も達筆なことで有名でした。

 お弟子さんの博士論文を修正するのも、赤ペンを使い、ドイツ語や英語混じりで、達筆に細かく添削するので、当のお弟子さんのほうが判読出来ずに困って、祖母のところへ、こっそり判読してもらいに来ていたこともありました。

         東京新聞夕刊より抜粋
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 ですから梅原猛の云う悪筆も、達筆なクセ字であったのだろうと解釈しています。

 従って、筆者と同様の文才さえあれば、クセ字を判読する能力が充分にあると思うのですが、そういう文才も、文字を判読する能力も持ち合わせていない私は、手紙の最後に、「乱文乱筆をお赦し下さい」と、書いたものでした。


 ところで、加賀谷凡秋直筆の俳句を未だに詠めなくて困っているのですが、どなたか文字を判読していいだけませんでしょうか。


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   酒のみも 下戸もまじりて 家の?? 
             凡秋





  過ちては 改むるに 憚ることなかれ
by antsuan | 2014-03-18 12:51 | 文学・教育・科学・医療 | Trackback | Comments(4)
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Commented by kaneniwa at 2014-03-19 22:19
書道をやっている妻(シャラポア・日本人)が
さっと 「春」 と読みました。
私もそれが正解だと思っています。
私は最初 「宴」 と読みましたが、
それではこの句に季語がないことになります。
(月の宴 などなら秋)
パズルとしても、「春」以外にはないと思います。
思えば、合格祝いや進学、新生活祝いの
今の時期にピッタリのいい句ですね。

BYマーヒー
Commented by antsuan at 2014-03-20 12:19
・kaneniwaさん、ありがとうございます!
「春」ですか。なるほど。
何か季語が入ることは見当がついたのですが、判読出来ませんでした。

加賀谷凡秋は秋田県横手市出身です。
本当に今の時期にぴったりの句だと思います。
Commented by sweetmitsuki at 2014-03-21 09:21
私も「宴」と詠んだのですが、それだと「いえのえん」もしくは「やのうたげ」と詠むことになり、日本語としてきれいではありません。
「いえのはる」はとてもきれいな日本語ですね。
春は季節の春だけではなく慶事を意味し、本当に今の時期にぴったしの句ですね。
シャラポア・日本人さんに脱帽です。
Commented by antsuan at 2014-03-21 10:05
・sweetmitsukiさん、
>春は季節の春だけではなく慶事を意味し、本当に今の時期にぴったしの句ですね。
そうですか。春の意味を理解していればこの句を詠めるというわけですね。

加賀谷凡秋も達筆=悪筆の系統だと思います。(^^ゞ