あんつぁんの風の吹くまま

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「脱原発」運動、即ち「安保反対」運動なり。米国はそのことを最も恐れているのだ。

 確かに、昭和の時代は遠くなってしまったけれど、あの時代の、日本人の猛烈な生き様を忘れてしまっては、日本の未来は見えて来ないだろう。

 最後の征夷大将軍、マッカーサー元帥が残して行ったものは、アメリカンデモクラシー、つまり、草の根民主主義である。

 この草の根民主主義は、日本の武士道と極めて親和性があり、家長制度を廃止しても、組織的な大家族主義を失うことなく、自由と平等の調和した共存社会を築き上げたのが、昭和の時代だったのである。

 今では、それを護送船団方式とかムラ社会とか、悪く解釈するが、それこそが世界の人々が探し求めていた桃源郷であったように感じるのだ。

 現時点において、自然の摂理に合わない原発推進は、この自由と平等をバラバラにした、独占的な社会である。日米安保条約も、同様に極めて差別的で不平等な、およそアメリカンデモクラシーとは相反する思想の産物である。

 従って、昭和の時代、つまり冷戦時代にだけ通用していた日米安保条約は、日本のみならず米国の未来のためにも、さっさと廃棄することが必要不可欠である。




 [ かんしゃくを起こすと、友人を失う  嘘をつくと、自分自身を失う ]
by antsuan | 2013-12-20 19:15 | 思想・瞑想・時代考証 | Trackback | Comments(0)